池上彰に聞くどうなってるの?ニッポンの新聞

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784490209068
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

朝日新聞誤報問題の真相、シャルリ・エブド事件、政府による言論への介入・・・ 日本の新聞界が抱える問題を、池上彰が徹底解明!

朝日新聞の慰安婦報道・吉田調書を巡る誤報問題、池上コラム掲載拒否、社長の辞任―。いったい、新聞に何か起こっているのか。新聞にもう未来はないのか?一連の問題の真相と「新聞の役割」について、池上彰さんがとことん語る。

はじめに

第1章 どうなってるの? 朝日新聞をめぐる問題

 特ダネ、スクープという誘惑
 チェック機能を鈍らせる特ダネの落とし穴
 特ダネと誤報は常に背中合わせ
 「記事に角度をつける」ってどういうこと?
 「角度のつけ過ぎ」は、事実を捻じ曲げる
 疑わしきは訂正せず!? 報道の「いろは」を忘れた朝日新聞
 歴史認識と誤報問題は切り離して考えるべき
 コピー&ペーストが過去の誤りを繰り返す要因に
 誤報を訂正しないもうひとつの理由
 いま正しいことを伝えれば、過去の誤報はなかったことになる?
 『新聞ななめ読み』掲載中止の真相
 編集権を行使した朝日と従った私
 問題を拡散させた朝日の??内なる声??
 過ちては改むるに憚ることなかれ
 部数減に腰が引けたか――コラム掲載中止、もうひとつの側面

第2章 新聞の内容は偏ってもいい?

 二極化する日本の新聞
 論調は新聞社内の権力図で変わる?
 「空気」を読む記者が、論調を形成していく?
 原発事故をきっかけに、旗幟を鮮明にした新聞がある
 新聞に「個性」があってもいいじゃないか
 「中立」でなくてはならないテレビの事情
 何のための「放送法」か
 新聞が守るべきなのは『新聞倫理綱領』
 「社説」は誰が書く?
 記者同士が紙面で持論を戦わせる――毎日新聞の自由な社風
 メディアの多様化が「主張する新聞」を生み出した
 ??違いの分かる読み手?≠ノなろう

第3章 新聞にとっての「国益」ってなんだろう?

 「国益」「売国」という表現がメディアを飛び交う違和感
 新聞にも国籍はある。でも国籍に縛られるなかれ
 愛国報道のワナに陥ってはならない
 「世論調査」は、本当に「世の中の声」か
 新聞が「言論の自由」を自ら放棄した出来事
 危険地帯の取材はフリーランス任せ、という現実

第4章 新聞に「タブー」はあるの?

 シャルリ・エブド事件から考える「表現の自由」と「宗教」
 「私はシャルリ」があっても「私は朝日」はなかった
 メディアが社を超えて守らねばならない「価値」がある
 「創価学会と公明党の関係」は報道上のタブーか
 差別用語をめぐるジレンマ
 スポンサー企業の批判はできない?
 週刊誌の広告の見出しが「黒塗り」にされる理由
 敬うけれど、敬い過ぎない。皇室報道をめぐって

第5章 池上彰が考える「新聞記者」ってどんな役割?

 その1、新聞記者はエリートではない。本来??嫌われ者??
 その2、発表ジャーナリズムに陥るなかれ
 その3、問題意識の感性を研ぎ澄ませよ
 その4、感性のアンテナと執念をもつ――ウォーターゲート事件
 その5、地道な取材を積み重ねる――リクルート事件
 その6、国家権力と闘うことも辞さない――菅生事件
 その7、反骨精神を貫く――桐生悠々にみる気概と記者魂
 その8、Webの時代こそ「記者力」を磨くべし
 その9、新聞記者の「本当の仕事」を忘れてはならない

「おわりに」にかえて――もし世界から新聞がなくなったら

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

61
朝日、毎日新聞のひどさは今に始まったことではないので、この本で改めて確認した次第ですが、東京新聞のスタンスが初めて解りました。皇室報道記事がきれいにレイアウトされていることは初耳でした。私は天皇陛下を始めとして、敬称の表記の仕方に興味を持っていますが、各新聞の違いを比べると、それぞれの新聞社のスタンスがよく解ると思っています。そのへんの違いも記載してほしかったです。2015/08/10

みゃーこ

50
社内で力のある部署がその新聞の論調を決めている。新聞の論調が顕著に表れる論説委員が書く社説。論調を鮮明に表すことで背景となる収入源の広告は経営の面にも大きな影響を与える。池上さんのジャーナリズムへの気概を矜持がうかがえる一冊。真のジャーナリズムとは何なのか、表現の自由とは何なのか、新聞の意義とは。インターネットの普及に伴い新聞と言う紙媒体が危ぶまれる時代だからこそ、ジャーナリズムへの精神とその存在意義が本来何であるかがまさに問われているのかもしれない。2015/09/20

桜もち

45
朝日新聞の吉田調書(原発)や吉田証言(慰安婦問題)誤報から始まり、池上さんのコラムが朝日に掲載拒否された時の内幕を語るなど、本書前半は、近年ジャーナリズムに手厳しい。翻って後半は、ウォーターゲート事件やリクルート事件を暴いた記者の粘り強い取材力、また戦時中も軍部を恐れず戦争反対記事を書き続けた反骨記者のジャーナリズム精神を取り上げて、『記者』という職業の本質をたたえ、新聞はなくならないというツンデレ構造になっている。2016/08/19

おさむ

22
新聞の「伝道者」たる池上さんによる、厳しくも愛情あふれる新聞本。昨年来、新聞がそのものが世間の話題になる出来事が増えるなかで、新聞離れから記者を志望する若者は減っているという。「たとえネットがあろうと、新聞は死なず」。池上さんからのエールです。2015/08/27

椿

16
池上さんと朝日新聞が揉めたのはニュースで知ってたけど、こんな感じだったのか。あと、新聞離れがそんなに深刻だとは思ってなかった。朝日新聞の誤報問題から、ライバルの他新聞社の「朝日叩きキャンペーン」へ。そしてここぞとばかりの「新聞のりかえキャンペーン」で、結局は営業目的かとガッカリした読者の新聞界全体への不信感から、新聞離れに。アメリカの地方新聞の廃刊での、選挙の投票率の激減や、不正や汚職の激増が恐ろしい。ネットのニュースがあるから困らない、と思っていたけどかえって地元のことは目が届かなくなるんだね。2015/11/22

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