内容説明
「バレエの世紀」を彩る天才ダンサー達の輝かしい軌跡と名舞台が鮮やかに蘇る。
目次
1 バレエ史を創る10人のダンサー(ウリヤーナ・ロパートキナ;ウラジーミル・マラーホフ;シルヴィ・ギエム;ファルーフ・ルジマートフ;ミハイル・バリシニコフ;ジョルジュ・ドン;ルドルフ・ヌレエフ;マイヤ・プリセツカヤ;ガリーナ・ウラーノワ;ワツラフ・ニジンスキー)
2 世界へ羽ばたく日本人ダンサー(森下洋子;吉田都;熊川哲也)
著者等紹介
村山久美子[ムラヤマクミコ]
舞踊評論家、舞踊史・ロシア舞台芸術史家、ロシア語翻訳・通訳。早稲田大学、東京経済大学、桐朋学園芸術短期大学、昭和音楽大学、工学院大学にて、非常勤講師として、舞踊理論、舞踊史、ロシア芸術・文化史、ロシア語の講義、ストリート・ダンス実技を担当。読売新聞舞踊舞台評を現在にいたるまで23年間担当。他に、「ダンスマガジン」(新書館)、朝日新聞、日経新聞、東京新聞、各種公演プログラム等々に寄稿。早稲田大学大学院文学研究科ロシア文学専攻博士課程満期修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
13
「アラベスク」以来、バレエに憧れをいだいているので、図書館でみかけて借りてきました。とても読みやすく面白かったです。日本の三人のダンサーも紹介されていました。ジョルジュ・ドンは映画の「愛と哀しみのボレロ」で初めて見て感動し、テレビでベジャールをやるときにはビデオにとったな~。今はネットで見たい時に観れますね。他の人もみてみようっと。2013/08/22
本の妖精
9
ウリヤーナ・ロパートキナの『瀕死の白鳥』の表紙が素敵すぎる✨憧れのダンサーたちのことがより分かりました‼️2022/01/19
りら
2
図書館。著者がロシアを中心に研究しているからか、ロシアのダンサーに偏重気味なのが気になった。仕事・趣味でたくさんのダンサーに会い、舞台も観ている著者が書くのだから、それだけ現代バレエの中でロシアバレエの影響は大きいということなのか。踊りを想像できるような文章で読みやすかった。また、ダンサーがなぜそのように踊れるのかを分析し、人となりを紹介するなど、人間としての魅力にも触れられているところが、個人的には興味をひかれた。2013/08/06
ちゃば
0
図書館の新刊コーナーにあったので手に取りました。数年バレエから離れていて懐かしいなあという気持ちで読みました。優れた芸術家というのは、自分にストイックなんですねえ。あわせてバレエの歴史も読めるので、なかなか面白かったです。吉田都さんの踊りは、私も大好き!!2013/06/17