アメリカの鏡・日本

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784889913507
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0030

内容説明

1949年日本占領連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーが日本での翻訳出版を禁じた衝撃の書。半世紀を経て、遂に刊行。

目次

第1章 爆撃機から見たアメリカの政策
第2章 懲罰と拘束
第3章 世界的脅威の正体
第4章 伝統的侵略性
第5章 改革と再教育
第6章 最初の教科「合法的に行動すること」
第7章 鵞鳥のソース
第8章 第五の自由
第9章 誰のための共栄圏か
第10章 教育者たちの資質

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風に吹かれて

14
日本は砲艦外交により門戸を開き欧米列国の帝国支配を学び実践し、欧米列強が権益を犯されると見るや壊滅的な攻撃を受け、米国の戦略的用地になった、一言でいえば、そういうことだろうか。戦中の日本の行為は二度と繰り返されてはならないのはもちろんだが、沖縄の人々を火炎放射で焼き各地に雨霰の如く爆弾を投下し、そして核の実験場のように二発の原爆を投下し、日本を壊滅せんとするかのような米国の為す事、米国内における日本に対する卑劣なプロパガンダ、そういった説明を読んでいると胸が苦しくなった。➡2020/02/10

勝浩1958

7
日本が近代国家を築くために大国(私たち)のルールと手法に倣った行動に対して、私たちは勝利者として日本を断罪したのだが、そこにある矛盾に気づかなかったのか、気づいていたがあえて無視したか、どちらにしても勝者が敗者を力で捩じ伏せたのである、と作者は主張している。日本は悪事を働いたことは間違いないが、私たちだって過去同じようなことを行ってきたのだし、今また同じことを繰り返そうとしているのだと言いたいのだ。マッカーサーは、「占領が終わらなければ、日本人は、この本を日本語で読むことはできない。」と言っている。2013/01/05

Haruka Fukuhara

6
率直に言って訳者が毎日新聞の記者出身でしかも出世街道を歩んだ人物だというのは不思議な感じがした。毎日新聞は朝日新聞以上に朝日新聞的な新聞という印象があり、先の戦争に関しても戦勝国史観の片棒を担ぐ代表格という印象だった。その辺り自分の中ではピンと来ないが、この翻訳は立派な仕事だと思う。社の方針と一記者の価値観は無関係なものなのだろうか。社の方針を決めるのは社員ではないのだろうか。2017/02/25

コン

6
占領中にこんな本を出版しようとすれば、当然不許可になる。日本にも問題はあったが、米国側の人種思想や中国へのナイーブな思い入れには呆れる。 恐ろしいのは、米国人のあの大戦の見方は今でも基本的に変わらないこと。それは米国の新聞記事を読めば分かる。本書の中では早くも原爆の不必要性や、欧米の法的擬制について言及してるのにね。 私は戦後の日本の「右」も全く評価してないけど、GHQによる検閲ありきで始まった「左」の戦後民主主義者も道化者。でも日本は今でも事実上の属国だから、実は当時とほとんど何も変わらないんだけどね。2013/06/30

5
長かったぁーorz 授業の関係で読んだ。西洋の論理で行動した日本を非難するということは、跳ね返って自分達を非難することである。また日本で起こったことを参考にして今後アメリカの外交を考え直すべきだ。特に後進国を軍事国家にしてアメリカの防衛の布石にするというのは、長い目で見ればアメリカの脅威を自分で作ってるようなもんだからやめるべき。という感じの内容だったと思う。こんな考え方するアメリカ人がいたんだと驚いた。日本人の私も知らない当時の日本事情とか新鮮だった。知らなかった自分が恥ずかしい。2014/02/10

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