内容説明
からだと動きの錯覚を解く。日本人の身体特性について、私たちが正しいと思っていた動きが、実は合理的ではなく、トップアスリートたちの方法とは違うことを写真やイラストを交え解説。
目次
「気をつけ」が正しい姿勢?
コーナー走では頭部を内側に倒す?
外股は力がにげる?
腕は肩からついている?
人の「からだ」は左右対称?
日本人は「ナンバ」で歩いていた?
正しい歩き方は胸を張って腕を振る
一直線上を走ると速い?
地面を蹴るから身体が動く?
重心は上下動しないほうがよい?
日本人は理論で動く?
意識は一点に集中させる?
武道の身体操作は合理的?
武道をすれば礼儀正しくなる?
著者等紹介
木寺英史[キデラエイシ]
1958(昭和33)年生まれ。奈良工業高等専門学校一般教科准教授。専門分野は「身体論」・「身体動作論」・「武道論」。剣道教士七段。2001(平成13)年、小田伸午氏(関西大学人間健康学部教授)・小山田良治氏(五体治療院代表・愛知県・小牧市)と「常歩(なみあし)研究会」を設立。スポーツや武道などの動きを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
図書館にて。著者は剣道教士七段(2011年刊行当時)。「常歩(なみあし)身体研究所」共同設立者▲胴を左右に捻るとき、利き手の左右にかかわらず左に捻りやすい。著者は肝臓のせいで右に捻りづらいのだろう、としている。おそらく同じ要因で、ひとは放尿するときに左足に体重を移す。つま先立ちしたり、片足立ちで放尿するのは困難である。胴を左捻りしやすいせいで、バランス取るのは左足で行われるようだ▲日本人の骨格は、骨盤が後傾しやすい。正座してくたっと猫背になる▲つま先は進む方にまっすぐ向けるのは錯覚によるもの。ハの字が良い2025/02/18
まぶだむ
3
現代日本人の、身体の使い方は合理的でないかも!?2021/02/24
かずぴー
0
つま先は進行方向に向ける!!などの良い気がすることは錯覚であると紹介されていた。スポーツ界の常識ウソホント本読みたくなった。2014/10/29
しげっち
0
自分が考えていたことの間違いに気づかされる一冊。9月のテレビにも著者が出るみたいですね2011/06/30
かず
0
え、そうなの!と今までの常識とはまた違った体の動きが見えてきます。2011/08/05
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