内容説明
日本の産業革命期、政府が主導する地方制度の整備、立憲国家の成立、産業資本の育成などは、地方においてどのように展開したのか。これを担った人々の動向、経済活動の実相など各般に焦点をあてて実証的に追究した6論文を収録。
目次
第1章 産業革命期の地域政治
第2章 産業資本確立期における衆議院議員の動向
第3章 産業革命期における山梨県の金融―納税銀行を中心として
第4章 系統農会組織の形成過程にみる地方農会の動向―埼玉県を事例として
第5章 産業革命期における鉄道貨物輸送の発展と金融機関―飯野喜四郎と東京秋葉銀行を中心に
第6章 明治三十四年恐慌期における地方銀行経営と経営破綻―経済雑誌にみる銀行経営者の資質問題を中心に
著者等紹介
加藤隆[カトウタカシ]
1931年生まれ。明治大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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