内容説明
70年代以降に発展期をもった「新新宗教」の特徴と、現代日本の精神状況を読み解く。
目次
第1部 宗教運動の変容(「旧」新宗教と新新宗教;新新宗教の信仰世界;輪廻転生と終末観)
第2部 ナショナリズムの興隆(反世俗主義とナショナリズム;新新宗教のナショナリズム;日本人論と宗教)
第3部 モダンへの対抗(宗教復興の中の新新宗教;1970年から90年へ;近代的価値に抗して;現代宗教と悪)
著者等紹介
島薗進[シマゾノススム]
1948年、東京生まれ。東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。現在、東京大学文学部(大学院人文社会系研究科)宗教学宗教史学科教授。主な研究領域は比較宗教運動論、近代日本宗教史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。