出版社内容情報
多義(3つ以上の意味がある)がある漢字についてレトリック論によって解説することに加え、漢字の形、本来のイメージをグループ化することで意味とイメージからその「語」を理解する「新たな漢字辞典」
本書の特徴
多義のある常用漢字1,337字を対象
・総画数、音訓表記、常用漢字表以外の音訓表記
・コアイメージ図の表記
・中心をなす意味
・古典文献から引用し典拠を表記
・意味の構造を解説
・同音異義語を解説
・漢字の使用例(熟語)を表記
・夏目漱石と村上春樹の小説から使用例を引用
・基本義からの転義などの仕方をレトリック用語で表記
・漢字の分析解説
・音訓索引および「イメージのネットワーク」所属漢字一覧を付す
加納 喜光著作(東京堂出版)
漢字 イメージ・ネットワーク辞典
漢字語源語義辞典
数の漢字の起源辞典
加納喜光(かのうよしみつ)
(茨城大学名誉教授)
1940年大阪府生まれ
1971年東京大学大学院人文科学研究科修士課程(中国哲学専攻)修了
1979年茨城大学人文学部助教授
1985年同教授
2006年同定年退職現在同名誉教授
【主な著書】『詩経上・下』(学習研究社、1982)、『中国医学の誕生』(東京大学出版会、1987)、『漢字の博物誌』(大修館書店、1992)、『漢字の成立ち辞典』(東京堂出版、1998)、『学研新漢和大字典』(共編著、2005)、『常用漢字コアイメージ辞典』(中央公論新社、2012)、『漢字語源語義辞典』(東京堂出版、2014)、『数の漢字の起源辞典』(東京堂出版、2016)、『動物の漢字語源辞典新装版』(東京堂出版、2021)、『植物の漢字語源辞典新装版』(東京堂出版、2021)、『人名の漢字語源辞典新装版』(東京堂出版、2021)など。
内容説明
常用漢字のうち多義をもつ(三つ以上の意味がある)漢字1337字を収録し、その多義の構造をレトリック論(認知言語学の意味論)によって跡づけた、新たな漢字辞典。
目次
ア行
カ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
著者等紹介
加納喜光[カノウヨシミツ]
1940年大阪府生。2006年茨城大学人文学部教授定年退職。現在、同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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