マヤ文明を知る事典

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784490108729
  • NDC分類 256
  • Cコード C0522

出版社内容情報

古代から現代に続くマヤの人々の文化・社会・歴史を詳細に紹介した初めての事典

最新成果を盛り込み、「神秘の文明」ではなく「歴史の実像」を詳細に紹介。古代から現代までつづく進行形のマヤ文化を生き生きと描き出す。真の世界史理解、多文化社会の理解のためにも最適な解説書。

第1部 プロローグ マヤ文明とは何か?

第2部 解き明かされたマヤ文明の実像
 第1章 マヤ文明の地理・歴史
      地理と環境/交通・交易/暦・算術・天文学/文字/歴史
 第2章 古代マヤ社会
      諸王朝と都市/戦争/建築/日常生活と家族/儀式・行事/世界観・神話・宗教/美術・工芸/生業と作物・食料
 第3章 現代に生きるマヤ
      現代に生きるマヤの人々/「発見された」マヤ文明とマヤ考古学/日本人とマヤ文明

索引・年表

内容説明

「神秘の文明」ではなく、「真の世界史」へ。歴史、社会、人々の生活・文化、最新の研究状況など、マヤ文明の真の姿を詳細に解説した初めての事典。

目次

第1部 プロローグ―マヤ文明とは何か?(洗練された「石器の都市文明」;世界史の中のマヤ文明;ネットワーク型の文明;多様な自然環境の文明;非大河潅漑文明 ほか)
第2部 解き明かされたマヤ文明の実像(マヤ文明の地理・歴史;古代マヤ社会;現代に生きるマヤ)

著者等紹介

青山和夫[アオヤマカズオ]
1962年京都市生まれ。茨城大学人文学部教授。東北大学文学部卒業。ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士。マヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学専攻。1986年以来、ホンジュラスのラ・エントラーダ地域、コパン遺跡、グアテマラのアグアテカ遺跡、セイバル遺跡などでマヤ文明の調査に参加。「古典期マヤ人の日常生活と政治経済組織の研究」で日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

37
マヤ文明を第一線で研究する日本人研究者による日本語の本。事典とはいうものの項目があって解説がというより普通に読み物として書かれた感じではある。冒頭マヤ文明を神秘のオカルト趣味で語るマスコミとかいい加減すぎた教科書への苦言から入るのはやはりお約束。いわゆる日本でしか通じない四大文明なんてアレで1次文明としてマヤ(そして南米アンデスのそれも)も入れたら6つは最低あるよねだったり、金属器がないのがダメ?いや、洗練された究極の石器文明だよ?とか感慨がなくとも都市文明は成立するとか西洋東洋史のバイアスを取っ払う(続2015/12/10

ねええちゃんvol.2

2
★★ 絵文字?がすごい。絶対かけない。2016/04/09

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