内容説明
雪原、森の中、雨あがりのぬかるみ…。フィールドに残された足跡・食痕・糞などの痕跡から野生動物の行動を観察するアニマル・トラッキング。日本の野山で観られる動物たちの痕跡を多数の資料画で示し、著者の豊かな経験に基づく観察のための様々な知識を満載。
目次
第1部 フィールドの知識(四季の痕跡をよむ;観察に役だつ動物学)
第2部 フィールドの痕跡(基礎編;痕跡集)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
1944年、東京都生まれ。東京水産大学卒業後、国立科学博物館で哺乳類の分類を学ぶ。文部省の国際生物計画(IBP)調査、日本列島総合調査、環境省のイリオモテヤマネコの生態調査等に参加。上野動物園動物解説員を経て、(社)富士市自然動物園協会研究員、川崎市環境影響評価審議会委員、日本ネコ科動物研究所所長等を歴任。NHK教育テレビ「いのち輝く地球」をはじめTVメディアにも数多く出演
平野めぐみ[ヒラノメグミ]
東京都生まれ。学習院女子短期大学、武蔵野美術大学短期大学部卒業。旅行社勤務後、自然科学を中心としたフリーランス
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