内容説明
質的研究法にチャレンジしたいすべての医療関係者に贈る一冊。論文完成までの全過程解説。
目次
総論編(医療分野における質的研究の意義;質的研究とはどのような研究方法か;質的研究の倫理審査におけるポイントと今後の課題)
研究事例編―事例から学ぶ質的研究(構造分析およびテーマ分析を用いた意思決定プロセスに関する患者へのインタビュー研究;パンデミック初期にCOVID‐19患者を受け入れた病院看護管理者の経験―複数事例研究;ACPにおける家族の機能―再帰的テーマ分析を用いたインタビュー研究;KJ法を応用したうえの式質的分析を用いた判断根拠に関する代理意思決定者へのインタビュー研究;多職種チームによるアウトリーチケアの内容と効果―自由記載データの内容分析;小児がんでこどもを亡くした親を対象とする半構造化インタビュー研究;テーマ分析手法を用いた家業継承プロセスに関する医師へのインタビュー研究;当事者との協働による非自発入院患者へのインタビュー―医師と当事者によるフィールドワーク;臨床倫理コンサルテーションを担う人材を対象とするテーマ分析の手法を用いたインタビュー研究
著者等紹介
萱間真美[カヤママミ]
国立健康危機管理研究機構国立看護大学校長(現任)。2022年4月‐国立研究開発法人国立国際医療研究センター国立看護大学校大学校長。2002年4月‐2004年3月東京大学大学院医学系研究科助教授
板井孝壱郎[イタイコウイチロウ]
宮崎大学大学院医学獣医学総合研究科医科学獣医科学専攻生命倫理コーディネーター高度職業人養成コース長教授、宮崎大学医学部社会医学講座生命・医療倫理学分野教授(現任)。2010年4月‐宮崎大学医学部教授。2002年4月‐2005年3月宮崎医科大学(宮崎大学)医学部専任講師
浅井篤[アサイアツシ]
東北大学大学院医学系研究科医療倫理学分野教授(現任)。2014年4月‐東北大学医学系研究科教授。2000年4月‐2005年3月京都大学医学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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