出版社内容情報
自己から他者、そして生きとし生けるものすべての幸せを祈る慈悲の瞑想。このあらゆる瞑想の基本を、マインドフルネスの大家が仏教経典の『慈経』に基づき、その方法とメリットを詳しくかつわかりやすく説き明かした、完全ガイドブック。
内容説明
すべての瞑想の基本“慈しみ”のすべて。自分への思いやりから広がる、他者・社会へのやさしい気持ち。おだやかに明るく生きるための心を育てる瞑想ガイド。
目次
第1章 慈しみは人の自然な心
第2章 慈悲の瞑想
第3章 慈しみを育てる8つの方法
第4章 穏やかな心でいる練習
第5章 慈しみを行動に
第6章 慈悲の11の利益
第7章 無条件の慈しみ―母の愛
第8章 怒りを乗り越える
第9章 慈しみにつづいて
第10章 煩悩の火を消す
第11章 リラックスとゆるし
第12章 慈しみの社会
第13章 『慈経』―慈しみの教え
第14章 慈しみのはたらき
第15章 エコロジーと慈しみ
第16章 慈しみで生きる7つのヒント
第17章 慈悲と八正道
第18章 慈悲の瞑想の3つの段階―「言葉」「思考」「心」
第19章 和合に導く6つの法
第20章 慈しみの心で「聞く」「話す」「行動する」
付録
著者等紹介
グナラタナ,バンテ・ヘーネポラ[グナラタナ,バンテヘーネポラ] [Gunaratana,Bhante Henepola]
1927年、スリランカ生まれ。12歳で出家。米アメリカン大学で哲学博士号取得。アメリカン大学、ジョージタウン大学、メリーランド大学、バックネル大学で教鞭を執るほか、ヨーロッパやオーストラリアの大学で講義をおこなう。現在、ウェストバージニア州の森林僧院・瞑想センター「バーワナー・ソサエティ」で住職を務める。世界中で瞑想指導や講演会をおこなっている
出村佳子[デムラヨシコ]
翻訳家。訳書に『今日からはじめるマインドフルネス―心と身体を整える8週間プログラム』(春秋社)『ヴィパッサナー瞑想の教科書―マインドフルネス 気づきの瞑想』(徳間書店)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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