内容説明
“難しくても、難しく考えなくてよい！”数学の読み方・考え方・わかり方を伝授。新井紀子氏（『数学は言葉』）、松野陽一郎氏（『プロの数学』）、結城浩氏（『数学ガール』）によるコラムも充実！
目次
第１章 数学と、どうつきあうか（数学をなぜ学ぶか；算数・数学が好きになれない理由 ほか）
第２章 数学書を読む心得（数のいろいろ；論理の基礎 ほか）
第３章 定義の意味を理解する（概念の定義―内包的定義と外延的定義・集合論的定義；多次元ベクトル ほか）
第４章 証明を読む（証明の始まり；整数の性質 ほか）
第５章 おわりに（数学とパズル；数学とゲーム ほか）
著者等紹介
野〓昭弘［ノザキアキヒロ］
東京大学、山梨大学、国際基督教大学等を経て、大妻女子大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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魔魔男爵
4
誤植45P23行目×無現→○無限、234P14行目×記述すた→○記述した。ベクトルの１次独立・１次従属がやっと理解出来た。図と数式の両方で親切丁寧に説明されているので、糞サージ・ラングの線形代数の教科書で挫折した人にもお勧め。黒川信重先生よりも判り易い。数学が判らないのは、教師の教え方が悪いと言う野崎先生の視点は素晴しいですよね。数学教師が嫌いでも数学を嫌いにならないで下さいという、あっちゃん視点のある、推しメン神数学者が野崎先生であーる。サッシーは指数関数が得意な数学者に比定すべきだな。って誰だろうw。2017/04/05
Kenji Hiranabe
2
結城さん、松野さんのお兄さん、などのコラムもあって、楽しく読めました。"数学は古来「絶対に正しい」と信じられてきたが、その保証はなく少なくともそのことの「数学的証明はでかさない、ということは知っていて良いことではないかと思う。でも「人生は有限で終わる」からといって嘆くにらおよばないように、数学も「絶対に正しい」という保証があろうとあるまいと、楽しむことはできる。"2016/12/23
