内容説明
アイアン王を倒したあと、アッシュとの約束どおり冬の王国へ赴いたミーガンは、囚われの生活を送っていた。そんななか行われたのが、季節の移ろいとともに妖精界の支配権を移す儀式。1本の王(おう)笏(しやく)を夏と冬の王国間で引き渡すのだが、その夜、王を討たれたはずのアイアン族が宮廷に忍びこみ、ミーガンの目前で大切な王笏を奪い去る! 事情を知らない周囲は、怒りの矛先をミーガンに向け……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Queen•リビ
3
頑張れミーガン。強くなるのかなぁ。アイアンホースってそんなキャラなんだ!!2014/10/27
黒崎ディートリッヒ
2
冬の王国に囚われてしまったミーガン。そんな中、妖精王国では季節の交換を行う儀式が行われる。だが儀式に必要な杖がアイアン族によって盗まれ、盗んだ者の正体を知らない妖精たちの怒りが、ミーガンに向けられる!! 青春パラノーマル・ロマンス。弟イーサンを取り戻したミーガンは、新たな戦いへと向かうことに。今回もマブ女王の邪悪さと何としてでもミーガンを消そうとする執念深さが凄まじい。まるで妖精と言うよりおとぎ話の邪悪な魔女です。 挿絵イラストにアイアン王が加わってたのが意外。彼はいかにも現代的で、新世代の妖精って感じ。2014/10/25
千代
1
いや、アッシュ、それは…。パック、あんたちょっと。そしてミーガン、安定の鼻につく。2016/05/13
伊佐奈
0
ミーガンがなんにもできないで騒いでるだけに見える状況がしばらく続くのでちょっとしんどい。後半から夏とも冬とも鉄とも違う新たな妖精が登場するのだけれど、これまた一筋縄ではいかない様子。妖精界って、面倒くさいとこだな~。2012/12/22