はじめての質的研究法―臨床・社会編

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  • サイズ B5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784489020100
  • NDC分類 146.07
  • Cコード C3011

内容説明

質的研究の地平を切り拓きつつある研究者たちが自身の研究を事例として手法や手続き、研究に臨む姿勢などを紹介・解説。

目次

第1部 総論(質的研究と臨床・社会心理学;臨床・社会心理学における質的研究の留意点)
第2部 ミクロ過程に焦点をあてた研究(障害児―ある障害児の世界を「空間」という視点から解明する;「非行少年」の質的研究―なぜ彼(女)らが「問題」なのかと問うてみる
供術の分析―構造的ディスコミュニケーション分析を例に
病い/高齢者の研究―「認知症」体験の“汲み取り”から“聴き取り”へ)
第3部 マクロ過程に焦点をあてた研究(環境研究―「精神病院のリロケーション研究」をめぐる検討;地域研究―都市で編まれた同郷の繋がりをたどる;防災研究―災害に強い社会をつくるための共同実践;異文化研究―動きながら関わりながら生活世界を識る)

著者等紹介

秋田喜代美[アキタキヨミ]
1980年東京大学文学部社会学科卒業。1986年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1991年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。立教大学文学部助教授、東京大学大学院教育学研究科助教授を経て、2004年より東京大学大学院教育学研究科教授

能智正博[ノウチマサヒロ]
1984年東京大学文学部心理学科卒業。1997年シラキュース大学大学院教育学研究科博士課程修了、Ph.D.2006年より東京大学大学院教育学研究科准教授

川野健治[カワノケンジ]
1986年名古屋大学教育学部教育心理学科卒業。1996年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。2006年早稲田大学博士(人間科学)。2006年より国立精神・神経センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いとう

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質的研究法はどのようなものかを説明し、後半に研究事例を紹介している。 後半の研究事例を読んで『質的研究』はなにかを理解することは難しかった。 memo 質的研究の特徴 Bogdan & Biklen, 2006 ・言語をあつかう ・自然主義的(実験室のような人工的環境を設定しない) ・プロセス重視 ・帰納的 ・意味への注目2021/10/24

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