入門 医療統計学―Evidenceを見出すために

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784489006814
  • NDC分類 490.19
  • Cコード C3047

内容説明

診断法・治療法の有用性を判断する上で、医療における統計学の知識は、必要不可欠となった。Evidence‐based Medicine(EBM)を実践し、臨床医学研究をデザインするにあたって、考え方の基本となる統計学の原理から説きおこし、統計初心者の便宜を図った入門書。あわせて、医学で多く用いられるROC分析、Kaplan‐Meier生存分析、多重ロジスティック回帰分析、比例ハザード分析などの分析手法にまで踏み込んで、各手法の意味と実用に即した統計解析ソフトによるデータ処理までを懇切ていねいに解説する。

目次

第1章 診断と医学統計
第2章 医療データの見方とまとめ方
第3章 検定と分散分析
第4章 相関と回帰
第5章 生存分析
第6章 重回帰分析
第7章 多重ロジスティック回帰分析
第8章 比例ハザード分析
第9章 臨床決断
付録 Excelを用いた分布表示と統計量計算

著者等紹介

森実敏夫[モリザネトシオ]
1949年愛媛県に生まれる。1973年慶応義塾大学医学部卒業。1977年慶応義塾大学医学部大学院(内科学専攻)修了、慶応義塾大学医学部内科特別研究員。1978年都立大久保病院内科医員。1980年慶応義塾大学医学部内科助手。1980年10月スウェーデン・ルンド大学留学。1983年11月慶応義塾大学医学部内科助手。1986年慶応義塾大学医学部内科専任講師。1991年より現在、神奈川歯科大学内科教授。財団法人日本医療機能評価機構医学文献評価選定委員会委員長。Journal of Gastroenterology統計コンサルタント。専門は肝疾患・肝炎・肝細胞癌の免疫学的、分子生物学的研究、医学統計学、Evidence‐based Medicine(EBM)、臨床疫学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷー

1
入門と言いながらとても深くまで掘り下げていて、とても勉強になった。何度も見る。2024/11/22

トマト・デラックス

0
医療統計分野のEBMの入門書。この分野で数式を扱った入門書は貴重で、丁寧に解説されていたので助かった。それぞれの章で専門的な本を読んで補えば、それなりに実力がつくと思う。2013/07/25

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