創元文芸文庫<br> 駅と旅

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創元文芸文庫
駅と旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488803155
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

まだ見ぬ物語への切符が、ここにあります。
6人の作家、6つの駅が旅の非日常へ誘う
文庫オリジナル・アンソロジー

旅の始まりと終わりを見届けてくれて、行く場所であり帰る場所ともなる“駅” という場所は、いつも変わらずそこで私たちを待ってくれています。浜松、西宮、札幌、唐津、明洞、ポルト――六つの都市へ向かう列車を待つそれぞれの駅で、あるいは辿り着いた目的地で、どのような景色が見えるでしょうか。新しい物語への切符は今、あなたの手のなかにあります。六人の作家、六つの駅が旅の非日常へと誘う、文庫オリジナル・アンソロジー。

内容説明

当たり前のように行き来する駅は、いつも変わらずそこで私たちを迎えてくれます。旅の始まりと終わりを見届け、行く場所であり帰る場所ともなる、駅とは不思議な存在です。浜松、西宮、札幌、唐津、明洞、ポルト―六つの都市へ向かう列車で、あるいは辿り着いた先で、どのような景色が待っているでしょうか。あなたを“旅の非日常”へと誘う、文庫オリジナル・アンソロジー。

著者等紹介

砂村かいり[スナムラカイリ]
2020年『炭酸水と犬』『アパートたまゆら』で第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門〈特別賞〉を二作同時受賞してデビュー

朝倉宏景[アサクラヒロカゲ]
1984年東京都生まれ。2012年『白球アフロ』で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。18年『風が吹いたり、花が散ったり』が第24回島清恋愛文学賞を受賞

君嶋彼方[キミジマカナタ]
1989年東京都生まれ。2021年『君の顔では泣けない』で第12回小説野性時代新人賞を受賞してデビュー

松崎有理[マツザキユウリ]
1972年茨城県生まれ。2010年「あがり」で第1回創元SF短編賞を受賞、同作を表題作とした短編集で書籍デビュー

額賀澪[ヌカガミオ]
1990年茨城県生まれ。2015年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を、『屋上のウインドノーツ』で第22回松本清張賞を受賞してデビュー

鳥山まこと[トリヤママコト]
1992年兵庫県生まれ。2023年「あるもの」で第29回三田文學新人賞を受賞。建築士として活動しながら小説やエッセイを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papapapapal

34
駅×旅をテーマにした6名の作家さんによるアンソロジー。テイストそれぞれ、サラッと読めてどれも面白く、旅のお供にぴったりな一冊。7年前の忘れ物を回収するため甲子園へ向かう『そこに、私はいなかった』(朝倉宏景さん)、突然家出した夫に会うため義姉と共に札幌へ向かう『雪花の下』(君嶋彼方さん)、芸能人の不倫の結末と週刊誌記者の2日間を描いた『明洞発3時20分、僕は君に撃たれる』(額賀澪さん)が好みかな。2025/05/16

minami

31
旅に出たくなるアンソロジー。最近推しの砂村作品に惹かれて読んでみる。6編のうち前半はシスターフッドの物語に応援したい気持ちが溢れ、結末もとても清々しかった。駅と旅のタイトルどおりにどちらも重要なアイテムで、私はどの物語も好みだった。旅に出て自分自身を振り返る。日常ではない場所で非日常を味わうのは新鮮な気持ちになる。頭の中にモヤモヤするものがあったとしても、それがちっぽけなものに感じることだってある。初読みの鳥山作品が好みだったので、他作品も読んでみたい。とにかく旅に出てリフレッシュしたくなる楽しい読後感。2025/07/13

わんつーろっく

21
旅とはいえない、たとえ観光旅行だとしても、駅はいい。見たい景色を五感で受け止めるワクワク感。お土産を詰め込んで会いたい人に会いに行く、それが別れの前触れだとしても・・駅で行き交う人々の、ふわふわした高揚感が好きだ。さて、ここで描かれる六つの短編。豪雨で停車したまま、目的地に辿り着けないもどかしさ、それが人生でたった一度の甲子園での応援だった彼女、マウンドの彼らのその後。「そこに、私はいなかった。」が私のお気に入り。始まりと終わりが交差する駅の物語。非日常を誘う旅のお供にいいかもね。2025/07/04

スイ

16
駅をテーマにしたアンソロジー。 松崎有理さんの「東京駅、残すべし」がとても好き! 東京に危機が迫った時に、東京駅が巨大ロボとなる…最高じゃないかー! もののけの正体がわかったところでは思わず涙。 今まででの読書で一番「そりゃ祟りますよ」と正体に納得したかもしれない、本当にごめんね…。 砂村かいりさんの「きみは湖」は、大好きな浜松の弁天島駅が中心になっていて嬉しかった! 単に彼の奔放な女友達に振り回される今カノ、で終わるとちょっと残念だなと思っていたのだけど、切符の真相で胸を殴られた気持ち。 良かった…!2025/05/18

Nobuko

11
旅のアンソロジー 額賀さん以外初読み作家さんかな。文章リズムや内容新鮮に感じられます 甲子園の話がよかったかな2025/05/11

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