創元SF文庫<br> 吸血鬼は夜恋をする―SF&ファンタジイ・ショートショート傑作選

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創元SF文庫
吸血鬼は夜恋をする―SF&ファンタジイ・ショートショート傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 387p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488793012
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

伝説のアンソロジーを増補し、半世紀を経て初文庫化!
名翻訳家が初めて単独編纂した23編に、
その後〈S・Fマガジン〉〈奇想天外〉に訳出した9編を加えた。
「理屈抜きで楽しんでいただけるような小品を選ぶよう心懸けた」――編訳者・伊藤典夫

「アンソロジイという言葉のもとになったギリシャ語の意味は「花々を集めたもの」。立ちどまるほどではないが、歩く途中ひょっと目にとまり、見とれる花、つまり、理屈ぬきで楽しんでいただけるような小品を選ぶよう心懸けた」(伊藤典夫)。名翻訳家が初めて単独編纂した伝説のアンソロジイを半世紀ぶりに初文庫化。〈SFマガジン〉〈奇想天外〉の掲載作を追加し、全32編とした。

■目次
ロン・ウェッブ「びんの中の恋人」
リチャード・マシスン「死線」
ジェイムズ・サーバー「レミングとの対話」
レイ・ブラッドベリ「お墓の引越し」
ロバート・L・フィッシュ「橋は別にして」
リチャード・マシスン「指あと」
アーサー・ポージス「一ドル九十八セント」
ウォルター・S・テヴィス「受話器のむこう側」
ロバート・シェクリー「たとえ赤い人殺しが」
ロバート・F・ヤング「魔法の窓」
リチャード・マシスン「白絹(しらぎぬ)のドレス」
ウィル・スタントン「バーニイ」
デイヴィッド・H・ケラー「地下室のなか」
マン・ルービン「ひとりぼっちの三時間」
ジョン・ブラナー「思考の檻(おり)」
R・ブレットナー「頂上の男」
リチャード・マシスン「わが心のジュリー」
クロード・F・シェニス「ジュリエット」
アルフレッド・ベスター「くたばりぞこない」
アラン・E・ナース「旅行かばん」
W・ヒルトン・ヤング「選択」
マーガレット・セント・クレア「地球のワイン」
フリッツ・ライバー「子どもたちの庭」
ジョン・コリア「恋人たちの夜」
リチャード・マシスン「コールガールは花ざかり」
ウィリアム・テン「吸血鬼は夜恋をする」
マイクル・シャーラ「不滅の家系」
エドガー・パングボーン「良き隣人」
A・E・ヴァン・ヴォークト「プロセス」
ピージー・ワイアル「岩山の城」
フレデリック・ポール「デイ・ミリオン
ウォルター・S・テヴィス「ふるさと遠く」」

内容説明

「アンソロジイという言葉のもとになったギリシャ語の意味は「花々を集めたもの」。立ちどまるほどではないが、歩く途中ひょっと目にとまり、見とれる花、つまり、理屈ぬきで楽しんでいただけるような小品を選ぶよう心懸けた」(伊藤典夫)。名翻訳家が初めて単独編纂した伝説のアンソロジイを半世紀ぶりに初文庫化。(SFマガジン)(奇想天外)の掲載作を追加し、全32編とした。

著者等紹介

伊藤典夫[イトウノリオ]
1942年生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

76
1975年に編まれたアンソロジーに新たに9編を加えたSFショートショート傑作選。どの作品もとても短い。バラエティ豊かなラインナップで奇想天外な世界に引き込まれたり、ぞくっとさせられたり、悲しくて仕方なくなったり、続けて読むと色々な感情を覚えてせわしない気持ちになるほど。隙間時間に1編ずつ読むのがちょうど良い感じ。特に印象に残ったのは「死戦」「たとえ赤い人殺しが」「指あと」好きなのは「旅行かばん」「良き隣人」2023/01/17

keroppi

71
【オール・ハロウズ・イヴ(All Hallow's Eve)Fantasy読書会’23】図書館でタイトルに惹かれて。SFとファンタジーのショートショートを収めたアンソロジー。読み出すと、結構有名な作家の作品もあり、いろんなテイストを味わうことが出来た。ファンタジー読書会ということもあるが、ファンタジー色の強い表題作や「受話器の向こう側」、「魔法の窓」あたりが特に好みだった。2023/10/18

sin

56
オチの効いた話、不気味な話等々…それぞれ小粒だがその作品独特のスパイシーさが調和して悪くない後味を残すようだ。ただ半世紀以上前の作品とあってはいまだに色褪せないとまでは言い難いし、ファンタシーの普遍性に比べてSFという形態の脆さを見せつけられた思いがしないではないが、ショートショートと云う作品形態からも自分たちの世代にとってはそれほど違和感を持つことはないだろう。だがしかし作品の背景自体は一時代前の世相ではあるし、何より多くの作品が当時の男社会を反映した男性中心の語り口であることの不自然さは否めない。2022/12/31

くさてる

31
吸血鬼ものアンソロジーだと勘違いしたんですが、中身はそれにとどまらない懐かしい感じのSFやファンタジーのショートショート。読みやすくてひねりがあって、面白い。有名作家から知らない作家まで幅広く取り上げられてて、楽しく読みました。2023/02/22

読書好きのハシビロコウ

21
外国のSF短編を集めたアンソロジー。自分はレイ・ブラッドベリとロバート・F・ヤングしか聞き覚えはなかったけれど、そのほかにもSF好きならば名の知れた作家が揃い踏みしているらしい。外国の作家だからこそというべきか、その題材は吸血鬼や精霊、妖精など、どちらかといえばお伽話的な、宗教色も感じられる作品が多く、その辺りも興味深く読めた。お気に入りは「死線」、「一ドル九十八セント」、「ひとりぼっちの三時間」、「旅行かばん」の4編。2024/02/16

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