内容説明
16歳のぼくを置いて母は逝った。母は宮沢賢治研究に生涯を捧げ、否定されている『銀河鉄道の夜』の第四次改稿版の存在を主張していた。花巻を訪れたぼくは、気がつくと昭和8年にいた。賢治が亡くなる2日前だった。たどり着いた賢治の家で、早逝したはずの妹トシとその娘「さそり」に出会うが。永遠に改稿される小説、闊歩する賢治作品の登場人物。時間と物語の枠を超える傑作。
著者等紹介
山田正紀[ヤマダマサキ]
1950年、名古屋生まれ。74年のデビュー中編「神狩り」で第6回星雲賞を、82年『最後の敵』で第3回日本SF大賞を、2002年『ミステリ・オペラ』で第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、ミステリ、冒険小説など多岐にわたって活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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