創元SF文庫<br> 巨神降臨〈上〉

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創元SF文庫
巨神降臨〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488767051
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

全世界で一億人の犠牲者を出しつつ、人類が辛うじて滅亡を免れてから9年。地球にただ一体残された巨大ロボット・ラペトゥスを入手したアメリカは、思いのままに他国を蹂躙していた。地球に全面核戦争の危機が迫る中、姿を消していたテーミスとエヴァたちがついに帰還する。それは、6000年前に巨大ロボットを地球に遺していった謎の種族との本格的遭遇でもあった……。星雲賞受賞『巨神計画』三部作、ここに完結!

内容説明

人類が滅亡の瀬戸際で踏みとどまってから9年。アメリカは地球にただ1体残された巨大ロボットを用い、他国を蹂躙していた。それに抵抗する各国とのあいだで全面核戦争の危機が迫る中、巨大ロボット・テーミスがついに地球に帰還。それは6000年前にテーミスを地球にもたらした異星種族との本格的遭遇でもあった…星雲賞受賞作『巨神計画』、『巨神覚醒』に続く三部作完結編!

著者等紹介

ヌーヴェル,シルヴァン[ヌーヴェル,シルヴァン] [Neuvel,Sylvain]
カナダ・ケベック州生まれ。15歳で高校をドロップアウトし、2003年にシカゴ大学で言語学の博士号を取得。様々な職を経たのち、モントリオールの企業で翻訳ディレクター兼ソフトウェアエンジニアとして働きながら2014年に書き上げた小説デビュー作『巨神計画』は、原稿段階で即映画化が決定した。同書は改稿後、2016年に北米で刊行され、現在日本をはじめ全世界17カ国以上で翻訳されている。日本では2018年、同書で星雲賞海外長編部門を受賞した

佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

157
予想の斜め上へ全速力で突っ走るシリーズ。会話記録ファイルで進行する例の展開もそのまま。ローズ、父、娘、准将が異星で眼を覚ます。(冒頭でわかることだからネタバレじゃないよ。)異星で何があったのか、そして何が起こるのか。それを交互に解き明かす展開は秀逸。今回は人種隔離政策に的を絞ったか。父と娘の関係がだんだん疎遠になって、その続きは?娘を持つ父としては娘にこんなこと言われたくないなぁ、と同情。風呂敷はどんどん広がるが、勢いはもう作者にもとめられない。次巻、本当に風呂敷畳む気あるんだろうな・・・? 2019/06/17

姉勤

27
三部作の最終。前巻で異星人の巨大ロボットを倒して大団円で終わったと思いきや、思わぬ展開が広がっている。やはり「最後の人間の敵は人間」ということで、倒したロボットを修復してアメリカが帝国主義を布き、異星人の遺伝子引く人類を、その濃淡によって差蔑の階級が決まり、全世界で自由や人権が奪われるという200年前の当たり前の世界が現出し。そして世界を救ったマシンと共に消失した功労者たちは、異星にいた。会話と回想だけで物語が進むのでディティールが詰められないもどかしさは自身の描写力の乏しさを自覚しているのかもしれない。2022/12/23

Dash-Checker

20
異星の描写は通り一遍であんまり新味なし。しかし地球の描写は情け容赦なしでよい。「宇宙人が攻めてきたら地球はひとつになれる」という文言がいかに虚飾に満ちているかわかる一冊2020/01/11

fukumasagami

19
ーきっと彼らは責任を感じてると思うよ。 ーええ、きっとそうね。でも彼らはそんなことをすべきじゃない。まったくなにも感じるべきじゃない。死ぬべきなのよ。彼らが全員死ぬまでは、わたしたちはけっして安全じゃないわ。 ーつまり収容所にいる人たちは殺されるってことか? ーA5だけよ。いまのところは。 ーエヴァは…… ーそうよ、いったでしょう…… ーきみはぼくに、あの子が仕事に就くのは大変だろうっていったんだ。きみは…… ー彼女はガラス張りの部屋に閉じ込められているわ、ヴィンセント。わたしたちにどうしろっていうの?2019/06/09

もち

18
「家族の意味は、誰も置き去りにしたり忘れたりできないもの」◆巨大兵器を手にした大国が蹂躙し、遺伝学上の差別が横行する地球へ、消失したテーミスが帰ってきた。変わり果てた故郷に戸惑い、別の道を歩む生還者達。騒乱極める状況が、絆の意味を問い質す。■シリーズ最終作。ディストピアになった地球と、清廉に見えても裏がある別惑星が対比され、人物たちに困難な選択を突き付ける。スケールはそのままに人間ドラマへ焦点を絞り、斬新かつどこか生々しいSF体験をもたらす。2020/04/29

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