内容説明
ウルトラマンがわかれば、「戦争と平和の論理」が見えてくる。
目次
1 戦争の原因
2 戦争の形態
3 戦争遂行体制
4 戦争の過程
5 平和
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
67
戦争論をしたためた先駆者達の文献を引用し史実から戦争が起こりうる原因や形態、終結の形を分類、それらを初期ウルトラシリーズのエピソードと照らし合わせ、そこに込められた「戦争と平和」というものについて分析していく。本書が刊行されたのは1992年、それ以前、以降に起きた戦争、それは状況や時代の違いはあるにせよ根底に流れるものは恐れや偏執した正義感、各国の利益や征服欲に他ならないとここに取り上げられたエピソードを通して訴えかけ、平和とは何かと問いかけてくる。そして今、現実にまたも愚かな行為が繰り返されている。2022/04/30
-
- 電子書籍
- 望まれぬ妻〈【スピンオフ】サバティーニ…