創元推理文庫<br> アヴァロンの闇〈下〉

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創元推理文庫
アヴァロンの闇〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784488654078
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

キャドマンは、その怪物をグレンデルと名づけた。甚大な被害を蒙った植民団は、全力をあげて撲滅作戦を展開する。そしていったんは彼らが勝利をおさめたかに思えたが…。やつらはいったいどこからやってくるのか。人類は、この強大な敵を制圧することができるのか。アヴァロン・コロニーを血と業火に染め、最後の戦いの火蓋が切って落とされる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

8
生化学的な加速装置、スーパーチャージャー付きの化け物グレンデル。なんなのだ、こいつの正体は。数匹を倒すのに大変な犠牲を払いったのですが、もしこいつらの数がそれどころでなかったらどうなるのか。ある種のカエルは、肉食でありながら、草しかない環境で生存できるという。ある意味おぞましい、しかし完成した生態系を持つのです。これと同じ事が起きていたら、どうなるのか。数百、数千のグレンデルが現れたらどうなるのか。さあ、どうする。2009/02/24

aki

3
下巻は一転して植民者対怪物の存続を賭けた一大決戦が行われることになる。この星の生態系は単純で、怪物たちは産み落とした、わが子をむさぼって命をつないでいる。そこに人間という「ごちそう」の大群が現れたのだから、もう大変。そりゃ、なんとしてもありつきたいや。周辺の仲間たちを総動員して植民地を攻撃するが、人類は意外に手強く…という展開。ある程度の知能がないと仲間を集結させるなんて芸当はできないので、怪物は知性を持ってるんだろうな。読み終わった時点では、この作品の続編が書かれるとは思っていなかった。2006/04/25

ねんこさん

2
モンスターパニック系とテラフォーミングものSFをミックスした良作。アヴァロンの生態系が割と地球に近いのは少し物足りない(ディクソン先生のグリーンワールド並にぶっ飛んでたら面白かったかも)気もするけど。居住者達のごたごたは別に無くてもよかったかも。2013/06/05

やぶやぶ

1
★4

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