感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おーすが
9
ポール・アンダースン、初読み。1971年に出た本だが、ハードSFの名手だけに、しっかりした骨子で読ませる。白鯨のような因縁の対決を思い出させる「火星上の決闘」もいいし、「宇宙ジプシー」のように抒情的な雰囲気のものも。ブラッドベリ風。一番好きだったのは「運命の野獣」。2023/06/21
鐵太郎
4
ストーリーテラーとして名高いポール・アンダースンの、古い古い短編集です。「地球人よ、警戒せよ!」、「「さしあたり」、「宇宙の群盗」などが今も記憶にあり、再読して楽しめました。昔わくわくさせられた世界をまた味わえるなんて素敵です。2011/05/04
アル
1
短篇集。かなり前に古本屋で購入。 文明が発達し労働の意味が消滅したり、争いが忘れられた地球がしばしば描かれるが、今となっては懐かしい未来イメージだ。他にも1950年代のSFらしい設定やガジェットが多いが、その割に極端に古くさく感じないのは、こちらが慣れているせいか。 収録作の中では『ドン・キホーテと風車』が先日読んだチャペック『ロボット(R.U.R)』との対比で印象に残った。2012/10/25
けいちゃっぷ
0
けっこう面白かったような記憶が。
llll'
0
.2019/02/04
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- 和書
- 定本夢野久作全集 〈2〉