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内容説明
認知症症状を改善させる“実戦”的処方を一挙公開!処方の組み立て方/組み立て直し方、その根拠が、具体的にわかります。典型例・難治例を70例あまり収載。同じような患者に遭遇したときに、処方すべきイメージが思い浮かぶようにしました。
目次
1 treatable dementia(甲状腺機能低下症によってtreatable dementiaを生じた例;レビー小体型認知症に正常圧水頭症を合併した例 ほか)
2 アルツハイマー型認知症(グラマリール(抑制系薬剤)単剤で素行が改善した例
興奮系薬剤が奏効した陰証患者の例 ほか)
3 前頭側頭葉変性症(ウインタミン前投薬で検査に応じるようになった例;抑肝散が著効した徘徊の強いピック病の例 ほか)
4 レビー小体型認知症(抑肝散のみで集中力が増し、相手の目を見るようになった例;アリセプト1mgで十分な改善がみられた例 ほか)
5 その他の認知症(LPCに似た石灰沈着を伴うびまん性神経原線維変化病が改善した例;フェルラ酸含有食品で脳炎後認知症が改善した例 ほか)
著者等紹介
河野和彦[コウノカズヒコ]
1958年愛知県名古屋市生まれ。1982年近畿大学医学部卒業。1982~1984年名古屋第二赤十字病院(全科ローテート)。1984~1988年名古屋大学大学院医学系研究科老年科学博士課程修了(医学博士)。1988~1994年同老年科学医員。1994年同老年科学講師。1995年愛知県厚生連海南病院老年科部長。2003年共和病院(愛知県)老年科部長。2009年名古屋フォレストクリニック院長。日本内科学会認定内科医。日本老年医学会認定老年病専門医、代議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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