創元推理文庫
スター・キング

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488637019
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

47
高校生の頃(四十数年前です)購入して、以来幾度となく読み返しているお気に入りの作品。二十世紀の保険会社の男性(復員兵)ジョン・ゴードンと二千世紀の中央銀河帝国の第二皇子ザース・アーンが心を入れ替え、そこで巻き込まれる物語。まさに、スペースオペラ!帝国の存続を巡る攻防、政略結婚、悲恋、そして最終破壊兵器ディスラプスター!元々入れ替りの話は大好きなので。「ゼンダ城の虜」とか。〈世界の破壊者〉の異名を持つハミルトンの代表作、何度読んでももわくわくが止まらない作品です。2022/02/24

鐵太郎

18
40年以上前に買った昔のSFの読み返し。エドモンド・ハミルトンに「ワールド・レッカー(世界破壊者)」という悪役プロレスラー見たいな二つ名がついた所以のもの、らしいです。なにしろ出てきた超兵器ディスラプターは、今に至るまでおそらく宇宙最強の武器だから。20万年先の未来に迷い込んだ20世紀の元復員兵ジョン・ゴードンが、この世界で体験した恋と冒険は、悲劇で終わります。この時代のスペースオペラとしての完成度は見事。そうそう、続編を買ってあったな。探さないと。2017/11/26

呼戯人

16
昔、昔読んだスペース・オペラの傑作。20世紀の保険会社社員のゴードンの心に直接呼びかける声が聞こえてくる。中央銀河系帝国の王子ザース・アーンと心を交換したゴードンは、20万年後の銀河帝国の危機を救うべく活躍を始める。生命を飲み込み生命を生き返らせる不思議な沼や恋人リアンナの危機を救うべく活躍するゴードン。リアンナとの別れが切なく胸を打つ。20世紀と20万年後の世界に引き裂かれたゴードンとリアンナの切ない恋が私たちの涙を誘う。2016/05/26

北風

11
BISでタイトルだけあったので。キャプテン・フューチャーは敷居が高いので。昔から合ったんだよね、入れ替わりネタって。王子とこじきとか、ゼンダ城の虜とか。それをスペオペにすると、こんな冒険活劇になるんだね。児童向け版もあったけど、そっちも読んでみたら面白いかも知れないな。2017/04/08

905

3
あれよあれよと銀河系の大戦争に巻き込まれてしまう展開にちょっとついていけなかったが、長い戦いを終えて迎えた最後の別れのシーンだけはちょっと切なくなった。でも、その後でまたスルーンに戻れたとして、リアンナとうまくいくかね。ザース・アーンと姿形の違うリアルなジョン・ゴードンに幻滅されたりとかしない?続編ではあっさりそういうことも乗り越えてそう。2024/05/19

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