内容説明
地球人調査団は、人類による植民の可否を検討するため新発見の惑星リチアに降り立った。この星は進化した爬虫類に支配されており、高度に理性的な文明社会が築きあげられている。だが調査団の一人、ルイスサンチェス神父は疑問を抱いた。神を持たない彼らに“良心”は存在するのか、結論如何ではリチアの封鎖が決定されることになる。ハードSFの巨匠が描くヒューゴー賞受賞作。
著者等紹介
ブリッシュ,ジェイムズ[ブリッシュ,ジェイムズ] [Blish,James]
1921年、ニュージャージー州に生まれる。ラトガーズ大学で動物学を学ぶ。十代の頃からファン活動をはじめ、1940年にSF専門誌『スーパー・サイエンス・ストーリーズ』から“Emergency Refueling”でデビュー。ウィリアム・アセリング・ジュニア名義のSF評論活動でも名を馳せた。『悪魔の星』でヒューゴー賞受賞。1975年逝去
井上一夫[イノウエカズオ]
1923年東京生れ。慶應義塾大学卒業。2003年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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