出版社内容情報
人間も精霊もない、すべてのための戦いだ
タタール人との決戦が迫るなか
ワーシャは冬の王と混沌の精霊と共に戦場へ
少女の成長と闘いを描く三部作完結!
モスクワを火事から救ったワーシャだったが、彼女を火事を起こした魔女と糾弾する民衆に捕らえられてしまう。火あぶり寸前のワーシャの命を救ったのは、かつて縛ったはずの混沌の精霊、熊(メドベード)だった。だがワーシャは熊との共闘を拒み、力を使い果たした冬の王が囚われている真夜中の国へ向かう……。人間と精霊の架け橋となり故国を守ろうとする少女の運命を描く、感動の三部作完結。訳者あとがき=金原瑞人・野沢佳織
内容説明
モスクワを火事から救ったワーシャだったが、彼女を火事を起こした魔女と糾弾する民衆に捕らえられてしまう。火あぶり寸前のワーシャの命を救ったのは、かつて縛ったはずの混沌の精霊、熊だった。だがワーシャは熊との共闘を拒み、力を使い果たした冬の王が囚われている真夜中の国へ向かう…。人間と精霊の架け橋となり故国を守ろうとする少女の運命を描く、感動の三部作完結。
著者等紹介
アーデン,キャサリン[アーデン,キャサリン] [Arden,Katherine]
米国テキサス州生まれ。ヴァーモント州のミドルベリー大学でフランス語とロシア語を学ぶ。在学中、断続的に2年をモスクワで過ごした。大学卒業後、ハワイの農場で働いているときに書き始めたのが『熊と小夜鳴鳥』“冬の王1”で、紆余曲折を経て2017年に刊行され、2018年ローカス賞の第一長編部門の最終候補となり20カ国以上で出版される。“冬の王”3部作は2巻目『塔の少女』が2018年、3巻目『魔女の冬』が2019年に刊行され、2020年ヒューゴー賞シリーズ部門にノミネートされた
金原瑞人[カネハラミズヒト]
法政大学教授・翻訳家
野沢佳織[ノザワカオリ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
星落秋風五丈原
りー
しゃお
慧の本箱
-
- 和書
- イギリス文学名作30選