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創元推理文庫
エルフ皇帝の後継者〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488571030
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

なんとか無事に戴冠したマヤに、荒波が次々に押し寄せてくる。父帝をなきものにした飛行船事故の真相究明、暴れ川の架橋問題、さらには祖父であるゴブリン国の大アヴァールが表敬訪問にやってくるという。お人よしのマヤを絶好の獲物と見て、陰謀を企む名門貴族もあとを絶たない。味方と言えば、秘書官や四人の心身守護者、それにわずかな従僕たちのみ。若き皇帝は山積みの難問を解決し、エルフ帝国を繁栄へと導くことができるのか。

キャサリン・アディスン[キャサリン・アディスン]

和爾桃子[ワニモモコ]

内容説明

なんとか無事に戴冠したマヤに、荒波が次々に押し寄せてくる。父帝をなきものにした飛行船事故の真相究明、暴れ川の架橋問題、さらにゴブリン国の支配者である祖父がやってくるという。お人よしのマヤを絶好の獲物と見て、陰謀をたくらむ名門貴族もあとを絶たない。味方と言えばわずかな側近のみ。若き皇帝は山積みの難問を解決し、エルフ帝国を繁栄へと導くことができるのか?

著者等紹介

アディスン,キャサリン[アディスン,キャサリン] [Addison,Katherine]
1974年、米テネシー州オークリッジ生まれ。2002年に短編Three Letters from the Queen of Elflandでギャラクティック・スペクトラム・アワードを受賞したファンタジイ&ホラー作家サラ・モネットの別名義

和爾桃子[ワニモモコ]
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

28
心なしか上巻よりも視線に自信がみなぎっているような。許嫁の女の子や部下など少しずつ味方になってくれる相手も現れて明るい予感。続編もできそうだ。2016/07/27

瀧ながれ

18
もっと激しい展開がみられるのかと思ってたら、孤独で不遇な少年が、悩みながらなんとか皇帝らしい皇帝になっていく物語だった。「皇帝」には「友人」などできないと知り、静かに深く傷ついてしまったマヤだけど、「皇帝」としてつながっていける絆を見つけて、しみじみと嬉しい結末だった。純血のエルフではないという、彼本人にはどうしようもないことで難しくて重いものを背負わされてしまったけど、すこしずつ掴んできた信頼を武器に、強く末長く歩いていってほしいです。で、甥っ子イドラくんのために、マヤに王子が誕生しますように。2016/09/26

円舞曲

18
久しぶりに、のめり込んで何度も読み返してます。読後感も優しい爽やかさで、残虐や過激なシーンもなく、安心して読めるので、おすすめしやすいです。どうぞ、続編、姉妹編が出てくれますように! 筆者の別名義サラ・モネット。文章もサクサクと読みやすくて、翻訳者の方の他の作品はどうなのか気になりました。2016/09/07

アプネア

7
普通に駆け引きや権力争いとともに進展していくのかと思いきや、あっさり敵方が馬脚を現し御用となります。ほぼ自暴自棄だったのでもうちょっと歯応えの有る敵役が欲しかったかな。武力や知性ではなく、人徳で人を動かす18歳の若き皇子の治政をまだ観ていたかった。しっかりとした世界観、丁寧な筆致でローカス賞も納得の作品でした。2016/09/22

M2

6
おどおどびくびくしながらも、良き皇帝になろうと誠意と真心を持って前向きに頑張るマヤ。応援しながら読みました。そしてそんなマヤを認め受け入れて支えてくれる周囲の人々の存在がまたとても嬉しかったです。ゴブリンのお祖父様が突如来るということでこれは侵略!?と思ったら全然違ってましたね。いいお祖父様でした。ときにははらはらしたり、トキには感動したりで、あっという間に読み終えた一冊。作者様が続編を書いてくだることを切に願います。2016/07/28

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