出版社内容情報
そこは奇妙な学校だった。入学してくるのは、異世界へ行った、不思議の国のアリスのような少年少女ばかり。戻ってはきたものの、もう一度“不思議の国”に帰りたいと切望している彼らに、現実と折り合う術を教える学校なのだ。転入生のナンシーも、そんなひとり。ところが死者の世界に行ってきた彼女の存在に触発されたかのように、不気味な事件が。アリスたちのその後を描いた、ヒューゴー賞など三賞受賞のファンタジー3部作開幕。
ショーニン・マグワイア[ショーニン・マグワイア]
著・文・その他
原島文世[ハラシマフミヨ]
翻訳
内容説明
その学校に入学するのは、異世界へ行った、不思議の国のアリスのような子どもばかり。つまり“向こう”に帰りたいと切望する彼らに、現実と折り合うすべを教える学校なのだ。新しい生徒のナンシーもそんなひとり。ところが死者の世界に行った彼女に触発されたかのように、不気味な事件が…。アリスたちの“その後”を描いたファンタジー3部作開幕。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス三賞受賞!世界幻想文学大賞候補作。
著者等紹介
マグワイア,ショーニン[マグワイア,ショーニン] [McGuire,Seanan]
米国カリフォルニア州生まれ。2009年にRosemary and Rueで長篇デビュー。同作でジョン・W・キャンベル新人賞を受賞して以来、数多くのSF関連の賞を受賞している。『不思議の国の少女たち』でヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞(いずれも中篇部門)を受賞したほか、世界幻想文学大賞にもノミネートされた
原島文世[ハラシマフミヨ]
群馬県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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