創元推理文庫<br> 図書館島

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創元推理文庫
図書館島

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  • サイズ 文庫判/ページ数 534p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488556044
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

世界幻想文学大賞など4冠
「わたしの物語を書いて」と、死せる天使は言った。
文字を持たぬ辺境に生まれた青年は
世界中の書物を収めた島に幽閉される。

文字を持たぬ辺境の地に生まれ、書物に没頭して育った青年は、長じて憧れの帝都へと旅立つ。だが航海の途中、病に冒された娘と出会ったことで、彼の運命は大きく変転する。あらゆる書物を収めた図書館のある島に送られた彼はそこで、書かれた言葉を奉じる人々と語られた言葉を信じる人々の戦いに巻き込まれる……デビュー作にして世界幻想文学大賞・英国幻想文学大賞など4冠、書物と物語をめぐる傑作本格ファンタジイ。

内容説明

文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師に導かれて書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、不治の病に冒された娘と出会ったがために、彼の運命は一変。世界じゅうの書物を収めた王立図書館のある島で幽閉されるが―デビュー長編にして世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞、キャンベル新人賞、クロフォード賞の四冠を制覇した傑作本格ファンタジイ。

著者等紹介

サマター,ソフィア[サマター,ソフィア] [Samatar,Sofia]
1971年インディアナ州生まれの作家・詩人。世界各地を転々としながら成長する。2013年にウィスコンシン大学マディソン校でアフリカの言語と文学の博士号を取得し、2016年からはジェイムズ・マディソン大学の准教授を務めている。2012年に作家デビュー。2013年刊行の初長編『図書館島』で世界幻想文学大賞と英国幻想文学大賞を受賞し、同年度のキャンベル新人賞とクロフォード賞も受賞する

市田泉[イチダイズミ]
1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

48
ファンタジー小説。独自の世界観を持っており、物語に入り込むことが大変である。この世界にはミリムという寿命を縮める麻薬がある。『Star Wars』にはスパイス、『銀河英雄伝説』にはサイオキシン麻薬という依存性薬物がある。独自の物語世界には、その世界の害悪の象徴として依存性ドラッグが存在する。 2023/10/15

あたびー

46
なぜこの本の題名を「図書館島」にしたのか?と知人が言っていた。原題は「オロンドリアの異邦人」。図書館のある島はこのサーガの一部でしかない。オロンドリア帝国の海に浮かぶ紅茶諸島。文字を持たない島で生まれ育ったジェヴィックに、胡椒農園主の裕福な父は本土から連れてきた家庭教師をつける。教師に読むことを教えられ彼の世界は広がる。やがて父の死により農園を継ぎ、都へ商売に出る船の上で彼は不治の病に犯された少女と出会う。やがて命を落とした少女は天使(幽霊)となって彼の前に現れる…2023/01/27

優希

36
濃厚なファンタジーでした。文字を持たない島に生まれた青年は、異国の師の影響で本を読むようになり、晴れて異国の地に立つことになりますが、航海中に出会った娘との出会いで運命は一転します。なかなか世界に入っていけなかったのが本音ですが、何とか読み切りました。何冊もの本を読んだような感覚に陥りました。2023/12/08

まさ☆( ^ω^ )♬

15
タイトルと ”世界幻想文学大賞など4冠” の帯の文句に釣られて読んでみました。なんとも難解でした。文字数が多くてかなりの読み応えもありました。しかし一度読んだだけでは全然理解できていないような気がします。読み進めては前の章に戻りを何度か繰り返しながら何とか読了。面白くなくはなかったのですが、こんなにも根気が必要な作品って・・・。しかし、またいつか再読するかも。2022/05/30

topo

9
幾冊もの本を読み、異国を旅した気分。 読みやすくはなく時間が掛かったけど、その時間が愛しくなる。 文字を持たぬ島の民、人生を本に書いてくれと懇願する幽霊。言語を、書物を愛した主人公の試練の旅路を通して見た世界から離れ難い。 作者が作り出した言語に触れられるのもこの作品の魅力のひとつ。 巻末に用語集があるのでそちらを参照しつつ読むのがおすすめ。(物語の半分くらいまで存在に気付かず、たいへんだった…) あと、邦題に引きずられず原題『A stranger in Olondria』を念頭に置いて読んだ方がいいかも2023/04/13

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