出版社内容情報
世界幻想文学大賞など4冠
「わたしの物語を書いて」と、死せる天使は言った。
文字を持たぬ辺境に生まれた青年は
世界中の書物を収めた島に幽閉される。
文字を持たぬ辺境の地に生まれ、書物に没頭して育った青年は、長じて憧れの帝都へと旅立つ。だが航海の途中、病に冒された娘と出会ったことで、彼の運命は大きく変転する。あらゆる書物を収めた図書館のある島に送られた彼はそこで、書かれた言葉を奉じる人々と語られた言葉を信じる人々の戦いに巻き込まれる……デビュー作にして世界幻想文学大賞・英国幻想文学大賞など4冠、書物と物語をめぐる傑作本格ファンタジイ。
内容説明
文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師に導かれて書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、不治の病に冒された娘と出会ったがために、彼の運命は一変。世界じゅうの書物を収めた王立図書館のある島で幽閉されるが―デビュー長編にして世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞、キャンベル新人賞、クロフォード賞の四冠を制覇した傑作本格ファンタジイ。
著者等紹介
サマター,ソフィア[サマター,ソフィア] [Samatar,Sofia]
1971年インディアナ州生まれの作家・詩人。世界各地を転々としながら成長する。2013年にウィスコンシン大学マディソン校でアフリカの言語と文学の博士号を取得し、2016年からはジェイムズ・マディソン大学の准教授を務めている。2012年に作家デビュー。2013年刊行の初長編『図書館島』で世界幻想文学大賞と英国幻想文学大賞を受賞し、同年度のキャンベル新人賞とクロフォード賞も受賞する
市田泉[イチダイズミ]
1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あたびー
優希
まさ☆( ^ω^ )♬
topo
たこのまくら