創元推理文庫
キリストのクローン/新生〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488552039
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

キリストの遺骸を包んだトリノの聖骸布から、アメリカ人科学調査団の教授が密かに採取した人間の真皮細胞は生きていた。教授は救世主のクローンを誕生させる。クリストファーと名づけられた彼は、長じて不思議な能力を発現させた。一方、イスラエルではテロが激化していた。現代にキリストが現れるとしたらどのようであるのか、この世界はどうなるのかを考察する三部作の開幕。

著者等紹介

田辺千幸[タナベチユキ]
1961年大阪生まれ。ロンドン大学社会心理学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

125
5巻完結本の第1巻。この巻だけは面白い。キリストの遺骸を包んだとされる聖骸布から細胞を取り出してみる。科学調査の結果、聖骸布は偽物と判定されるがそれを信じない一人の学者が取り出した細胞の培養を試みる。何が生まれてくるのか?題名を見て解らなかったらアホだが。ユダヤ教徒の礼拝の様子、イスラエルの内情、聖骸布の科学調査の様子など読みどころが多く面白い。(でも、5巻で面白いのは本巻だけ)

36
これでもか、これでもかと、凄い事が起こりすぎる。まだまだ何か起こり続ける予感の下巻にも期待。2013/05/13

ふじこ

21
こんな本があるとは驚きました。あまり話題になってないのに面白いです。聖骸布についた血を調べて、史実では偽物と判定されたのですが、本書ではそれが本物だったという設定です。これからどうなってしまうか楽しみです。2020/10/30

Alex

13
「聖なる血」と同じくキリストのクローンの話ですが、こちらの方がSFっぽい?まだ上巻なので、これからどう展開するのか楽しみです。何せ主人公であるはずのクローンがまだここでは脇役なので、今後の活躍を期待します。2013/05/11

こめっこ

12
タイトルのキリストのクローンが題材。凄い話がさくさくとしかも淡々と進んでいくのでびっくりしながら読みました。なので、主人公にあまり感情移入できず。この手の話は好きなのですが、どう結末を持って行くかで面白くなくなってしまうのでこの作品はどうなるんでしょう。2013/03/28

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