創元推理文庫<br> 死者を動かすもの

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創元推理文庫
死者を動かすもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488513047
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

【ローカス賞ホラー長編部門受賞】

見る影もなくやつれた旧友兄妹
沼のほとりに立つ陰鬱な館に何が……
『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』で
数多くの賞を受賞した著者が、
ポオの「アッシャー家の崩壊」に捧げたゴシックホラー

旧友マデリン・アッシャーから手紙をもらった退役軍人アレックス・イーストンは、アッシャー家の館を訪ねた。沼のほとりの館は陰気で憂鬱で、久しぶりに会ったマデリンの兄ロデリックはやせ衰え酷い有様、マデリン自身も病が重いのに夢遊病者の如く歩き回っている……。ヒューゴー賞、ローカス賞、ミソピーイク賞受賞の著者がポオの「アッシャー家の崩壊」に捧げたゴシックホラー。訳者あとがき=永島憲江

内容説明

旧友マデリン・アッシャーから手紙をもらった退役軍人アレックス・イーストンは、アッシャー家の館を訪ねた。沼のほとりの館は陰気で憂鬱で、久しぶりに会ったマデリンの兄ロデリックはやせ衰え酷い有様、マデリン自身も病が重いのに夢遊病者の如く歩き回っている…。ヒューゴー賞、ローカス賞、ミソピーイク賞受賞の著者がポオの「アッシャー家の崩壊」に捧げたゴシックホラー。ローカス賞ホラー長編部門受賞。

著者等紹介

キングフィッシャー,T.[キングフィッシャー,T.] [Kingfiser,T.]
1977年生まれのアメリカの作家。アーシュラ・ヴァーノン名義でイラストレーター、漫画家としても活躍、ウェブコミックDiggerでヒューゴー賞グラフィックストーリー部門、ミソピーイク賞一般文芸部門を受賞。T・キングフィッシャー名義では、『パン焼き魔法のモーナ、街を救う』でローカス賞ヤングアダルト部門、アンドレ・ノートン・ネビュラ賞、ロードスター賞、ミソピーイク賞児童文学部門、ドラゴン賞ヤングアダルト児童書部門を、また、『死者を動かすもの』でローカス賞ホラー長編部門を受賞している

永島憲江[ナガシマノリエ]
神奈川県生まれ、福岡県育ち。白百合女子大学にて博士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Shun

27
旧友からの手紙でアッシャー家を訪れたイーストンは、不自然に瘦せ衰えた兄ロデリックと妹マデリンの姿に衝撃を受ける。それにこのアッシャー家の崩壊しかけている館の様子も、周辺の沼地や森の不穏な生態系が悪影響を及ぼしているのだと想像するのに難くない非常に居心地の悪い雰囲気を醸している。言うまでもなく本作はポーの「アッシャー家の崩壊」をオマージュした作品であり、この館と兄弟を蝕んでいる何か得体の知れないモノとの関連は何らかのメタファなのだろうか。かと思えば奇妙なモノの正体はまさかと思えるものでこれはこれで怖ろしい。2025/01/26

ふるい

6
ポーの「アッシャー家の崩壊」のオマージュ作。アッシャー兄妹を襲う悲劇の原因が○○○であったら、というアイディアが面白い。語り手である主人公イーストンはヨーロッパの架空の小国出身の退役軍人という設定で、なかなか魅力的な人物だった。イーストンが登場する続編もあるそうなので、邦訳が出たら読んでみたい。2024/12/31

まぬけのまりこ

1
アッシャー家の崩壊を読み直したので、いざ。妙に小気味いい文章。おもしろい。確かに本家をなぞりつつ、分かりやすく理由付けし、不気味さは薄れたがグロテスクになった。最後は、近年覚えのあるパニックホラーに。巻き返しはなさそうで一安心。登場人物の癖が好み。特にホブと、ポッター氏(無論ハリーではなく、まさかのピーター)&アンガスのコンビが魅力的。いまどきの要素を入れつつ、鼻につかないところも良い。続きがあるらしいが、訳されるどうか。2025/04/07

すな

1
アッシャー家の崩壊オマージュ作品。 終始何とも言えない気持ち悪さが漂う。 個人的には野うさぎたちにぞわっとした。。 救いのない最期。ああするしかなかった兄妹が哀れ。2025/03/07

N.蘭子

1
ポーの「アッシャー家の崩壊」へのオマージュ作品。同じゴシックホラーだけど、本家と違うのは怪異にそれなりの説明を付け加えているところかな。それを書きたかったといってるし。脇役のアンガスとポッターが主要人物より良い。沼と、ふわふわした白い毛が生理的におぞましかった。あと、似た作品読んだなと思ってたら、作者があとがきに書いていた。(メキシカン・ゴシック)2025/03/04

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