出版社内容情報
魔法が使えるようになったケイティ。オーウェンに魔法の使い方を教わる毎日。だがエルフたちの様子がおかしい。エルフロードがなにやら画策している? 人気シリーズ第七弾。
内容説明
免疫者のはずなのに、魔法を使えるようになったケイティ。魔力が戻ったボーイフレンドのオーウェンに、魔法の使い方を教わる毎日だ。そんなある日、ケイティはアシスタントの様子が変なことに気づく。エルフを扇動するビラが配られ、(株)MSIに勤めるエルフたちが動揺しているらしい。ひそかに調査に乗り出したケイティとオーウェンに敵の魔の手が…。大人気シリーズ第七弾。
著者等紹介
今泉敦子[イマイズミアツコ]
キャロル大学(米国)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
100
異世界に行ってしまう話は数あるけれど、ロマコメの世界に閉じ込められるって、ちょっといいかも。前巻で魔力を持つことになったのはこういう仕掛けのためだったのか。ディスコミュージックに浮かれるエルフ達を想像すると可笑しい。逃げるのも戦うのも愛する彼とべったり一緒で、かなりファンサービス的な巻だった。これ以上ないラスト・・え、まだ続きがあるの?もうお腹いっぱいの気もするけれど。2018/09/13
しゅわ
95
【図書館】魔法製作所シリーズ第七弾、セカンドシーズン2冊目です。魔法が使えるようになったケイティは魔法が戻ったオーエンに使い方を教わる日々…なんだかエルフたちの様子がおかしいことに気付き、密かに調査に乗り出します。期待値が大きすぎたのかな?…前作でかなりガッカリしてしまったので、新作を読むのが怖かったのですが、良い意味で裏切られました。ウィットに富んだパロディ?あり、“正統派のラブコメ”要素あり、途中「え?乱丁?」と読んでる方まで混乱させられちゃった凝った展開あり…で大満足でした♪2014/05/08
吉田あや
67
魔法が使えないだけでなく、魔法に対する一切の素養を持たず、それによって魔法でのダメージや損害も受けることがないという特殊な体質だったはずのケイティに魔力が!?魔法でパッとコーヒーを出したり、目くらましで別人に変身したり。いろんな魔法を勉強していくシーンは、魔法界から遅れて招待状が届いたハリーポッター状態。そして開かれるドアはナルニア的な異次元ワールド。オーウェンとのシーンが多いのは嬉しかったけど、そろそろ友達も恋しいぐらい長く登場してないので、最新刊はみんなにも会えるといいなぁ。2018/10/15
ぶんこ
54
シリーズ最終巻で定番?通りのプロポーズでハッピーエンド。ずっとこのシリーズを続けて読んできて、読み疲れがピークに差し掛かっていただけにホッとしました。今回は魔法が使えるようになった為に、却って魔法をかけられてしまい、オーウェンと一緒にエルフたちが囚われた似非ニューヨークで別人生を歩まされていました。幸いケイティの魔力が弱かったので異変に気付きます。独裁者エルフのシルヴェスターとの戦いに勝ち平和が訪れるが、ルームメイトたちが登場しないのが残念。フィリップの会社の件も未解決。気になります。2017/08/15
七色一味
51
読破。読友さんからのいただきもの。実はこのシリーズ、途中で止まってるんですよね(^O^;) 間すっ飛ばして読んじゃいましたが、免疫者だったハズのケイティが魔法を使えるようになって、免疫がなくなったところから始まっていて、前巻どんな話だったんだ?と逆に興味が(笑)ただ、このまま手を変え品を変えてのシリーズ継続ってのも、なんかしっくり来ない感じ。2015/05/24