創元推理文庫<br> のすたるじあ

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創元推理文庫
のすたるじあ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488499136
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【生誕120周年記念刊行】
異様なミステリアスな宇宙へと
さそいこまれてしまう(『のるたるじあ』跋より)星新一

ショートショートの先駆者、珠玉の傑作選

星新一が「異様なミステリアスな宇宙へとさそいこまれてしまう」と讃した、詩人にして探偵作家・城昌幸の掌篇傑作選全二巻。本巻では、錬金術師の甦りの秘薬をめぐる奇譚「復活の霊液」、 見知らぬ港町で名も知れぬ誰かに成り代わって暮らす「郷愁」など、逝去直前の選集『のすたるじあ』全篇に、酒場の主人が語る数奇な運命譚「面白い話」など、書籍初収録を含む掌篇を多数増補。解説=星新一、夕木春央/初出一覧・編集後記=藤原編集室

■目次
Ⅰ のすたるじあ
大いなる者の戯れ
ユラリゥム
ラビリンス
まぼろし
A Fable
光彩ある絶望
燭涙
エルドラドオ
美しい復讐
復活の霊液
斬るということ
蒸発
哀れ
郷愁
 解説 星新一

Ⅱ その他の短篇
今様百物語
シャンプオオル氏事件の?末
東方見聞
神ぞ知食す
死人に口なし
吸血鬼
書狂
他の一人
面白い話
三行広告
間接殺人
うら表
憂愁の人
夢見る
怪談京土産
白夢
2 + 2 = 0
はかなさ
解説
初出一覧・編集後記

内容説明

星新一が「異様なミステリアスな宇宙へとさそいこまれてしまう」と讃した、詩人にして探偵作家・城昌幸の掌篇傑作選全二巻。本巻では、錬金術師の甦りの秘薬をめぐる奇譚「復活の霊液」、見知らぬ港町で名も知れぬ誰かに成り代わって暮らす「郷愁」など、逝去直前の選集『のすたるじあ』全篇に、酒場の主人が語る数奇な運命譚「面白い話」など、書籍初収録を含む掌篇を多数増補。

著者等紹介

城昌幸[ジョウマサユキ]
1904年東京府生まれ。23年、詩人として日夏耿之介と西條八十の門を潜る。石川道雄、矢野目源一らと興した同人雑誌“東邦芸術”に城左門名義で詩を発表、30年に第一詩集『近世無頼』を刊行する。25年に城昌幸名義で「秘密結社脱走人に絡る話」を“探偵文芸”に寄稿、探偵作家として“新青年”を中心に怪奇・幻想の味わいをもつ掌篇小説を発表する。ショートショートの先駆者としても名高く、戦後は“宝石”の創刊に携わり、のちに宝石社の社長となる。76年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Inzaghico (Etsuko Oshita)

8
『みすてりい』に続き、こちらも不思議な物語が連なる。戦前からこんな不思議な話を書いていたのか、とちょっと驚くが、戦前のほうが不思議な話が受け入れられやすかったのかもしれない、とも思う。死んだ者が姿を現す話も多いが、その現れ方に日本っぽいウェットな思いが乗っている。 人間の強欲さや愚かさを笑うものもあれば、こんな高潔な人間がいたのかという話もあり、人間はひとくくりにできないものだな、としみじみ。認知の歪みで起こらなくてもいい事件が起こってしまう話は切ない。2024/11/13

にしきみ

1
すてきな不思議2025/03/28

むすび

0
『吸血鬼文学名作選』から気になりだしたところにちょうど出てくれた。色とりどりの小品をたくさん収めた短編集。騙し絵のようだったり、モーリス・ルヴェルを連想させるような苦味だったり、既存のジャンルに新しい光を投げるような趣があったり、1作ごとに異なる味わいがある。ある人物の語りを別の人物が遠回しに枠物語化するような展開が印象的。前のめりになっていたところにいきなり地面が消えたような頼りなさと微妙な恐怖を覚える。 「光彩ある絶望」「エルドラドオ」「郷愁」「死人に口なし」「夢見る」「はかなさ」が好き。2025/03/29

SATAN'S TOY

0
星新一の解説が入っているがショートショート的なものが多めな短編集。ミステリっぽいものや幻想怪奇系などいろいろなタイプのものがあるが、タイトル通りノスタルジックだったりメランコリックだったりするちょっと悲しげな読後感のものが多いのが特徴かな。稲垣足穂や都筑道夫の幻想小説系の短編とかを想起した。2024/10/24

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