創元推理文庫 連城三紀彦傑作集 1<br> 六花の印―連城三紀彦傑作集〈1〉

個数:

創元推理文庫 連城三紀彦傑作集 1
六花の印―連城三紀彦傑作集〈1〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月04日 13時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 704p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488498115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大胆な仕掛けと叙情あふれる筆致を融合させ、ふたつとない作家性を確立した連城三紀彦。三十年以上に亘る作家人生のなかで紡がれた作品群を選り抜いて全二巻に纏める。第一巻は、デビューから『恋文』の第91回直木賞受賞前後まで、伏線の妙やどんでん返しが冴え渡る名品・佳品を中心に収める。著者の知られざる一面を垣間見せるエッセイも併録して、近年再評価の進む巨匠の全貌が把握できる充実の傑作集。

連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
著・文・その他

松浦正人[マツウラマサト]
編集

内容説明

大胆な仕掛けと巧みに巡らされた伏線、抒情あふれる筆致を融合させて、ふたつとない作家性を確立した名匠・連城三紀彦。三十年以上に亘る作家人生で紡がれた数多の短編群から傑作を選り抜いて全二巻に纏める。第一巻は、幻影城新人賞で華々しい登場から直木賞受賞に至る初期作品十五編を精選。時代を越えて今なお多くの読者を惹き付けて已まない著者の全貌が把握できる傑作集。

著者等紹介

連城三紀彦[レンジョウミキヒコ]
1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒。78年「変調二人羽織」で第3回幻影城新人賞を受賞、79年に初の著書『暗色コメディ』を刊行する。81年「戻り川心中」が第34回日本推理作家協会賞を、84年『宵待草夜情』が第5回吉川英治文学新人賞を受賞。同年『恋文』が第91回直木賞を受賞して、恋愛小説の名手として評価を確立する。その後もミステリ的手法を恋愛小説に昇華させた傑作を多数発表。96年『隠れ菊』が第9回柴田錬三郎賞を受賞。2013年没。翌年、第18回日本ミステリー文学大賞特別賞が授けられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

126
連城さんの短篇集の決定版が出そうです。これが1ということで2も出るようなので楽しみです。15の短篇とエッセイがあってわたしの好きな作品が数多くおさめられています。再度読んでいくと如何に素晴らしい日本語での作品かということを再認識させられます。これだけの文章をかける作家は最近見当たらない気がします。それにしても全集を出してくれないでしょうかね。2018/07/17

紅はこべ

117
連城流のハードボイルド「ベイ・シティに死す」連城の意外な作風を読めてよかった。ハードボイルドにしてはウェットだが。「恋文」のラストはリドルストーリーだな。夫の選択はいかに。「黒髪」の不倫、会って、やるだけか。渡辺淳一の不倫ものなら、旅行とか芸術鑑賞するとか大人のデートを楽しむのに。何か殺伐。本当に愛していたのは誰?的な話が多かったように思う。エッセイで連城さんの探偵小説の好みが私と似ていて嬉しかった。2020/02/29

nemuro

49
2019年4 月、『麦本三歩の好きなもの』から始めてみた“しりとり読書”の65冊目。「り」から始まる本は6冊目の『林檎の木の道』以来2度目。『青春ふたり乗り』に続き読み始めたのが昨年12月29日。2カ月近くを要しての読了である。本文で682頁、初期作品15編を収録。厳選された秀作ばかり。長期戦を前提にゆったりと堪能。富良野に住んでから知った作家と思っていたら『日曜日と九つの短篇』『小さな異邦人』『美女』(いずれも2018年)の前に『恋文・私の叔父さん』(2012年4月)。う〜む、そうだったかもしれない。2022/02/24

stobe1904

33
【ミステリの匠の短編集】既読作品が多いが、やはり優れた作品は十分に再読に値することを再認識した。ミステリとしての抜群の切れ味はもちろんのこと、恋愛ものの情感やハードボイルドテイストの展開の妙など、全てが素晴らしい。これまで何回か読んでいるが、『桔梗の宿』はやはり秀逸。エッセイは初読みだが、意外な舞台裏が覗けて興味深い。傑作集2も追って堪能したい。★★★★★2022/07/10

geshi

32
未読のものを中心に感想。『六花の印』映像のような場面転換が見事で裏側で起こっていることに目を向かせない。『黒髪』被害者と加害者と共犯者の三人しか登場人物いないのに役割が変わるサプライズを仕掛けられるって凄すぎる。『紅き唇』その謎は愛『恋文』その愛は謎、二つを並べて読むと騙し騙される男女の愛の形がミステリとして見えてくる。『裏町』『青葉』『敷居ぎわ』は線引きとそれを超えることを強く意識している。『俺ンちの兎クン』ミステリと一般小説の垣根を軽く飛び越える領域に達しているなぁ。2018/07/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12853315
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品