フォトミュージアム<br> 東西冷戦時代の廃墟図鑑―平和のための記憶遺産

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東西冷戦時代の廃墟図鑑―平和のための記憶遺産

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  • サイズ A4判/ページ数 221p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784562057955
  • NDC分類 290.8
  • Cコード C0072

出版社内容情報

核実験場、潜水艦基地、ミサイル格納施設、地下シェルター、弾道ミサイル試験場、通信施設、かつては人が立ち入れなかったような閉鎖空間など世界各地に残る冷戦時代の強大な軍事力の痕跡を地域別に迫力ある写真で紹介する。

内容説明

アメリカの核実験場だったビキニ環礁の観測用バンカー、ソ連の対弾道ミサイル試験場、核攻撃に備えてチトー元帥とユーゴスラヴィア最高司令部のために建てられたボスニアのARK D‐0バンカー、アドリア海のヴィス島にある無人の潜水艦待避所、キューバのフラグア原子力発電所で未完成に終わった原子炉の特徴的なコンクリートドームなど、1940年代後半から1991年のソ連崩壊の頃にかけて作られた壮大な建築や共産圏の特異な軍事施設が世界にはまだ数多く残されている。冷戦は終結したが、今なお世界は混迷し、軍事的緊張や核の脅威は消えていない。東西が厳しく対立していた時代を当時の遺物と廃墟写真により再考する。

目次

ロシア
東ヨーロッパとソビエト圏
西ヨーロッパ
イギリス
南北アメリカ
アジア、中東、アフリカ

著者等紹介

グレンヴィル,ロバート[グレンヴィル,ロバート] [Grenville,Robert]
歴史研究、作家。研究の一環として古代の遺構や世界各地の廃墟を調査・探索している。ロンドン在住

岡本千晶[オカモトチアキ]
成蹊大学文学部英米文学科卒業。翻訳家。吹替を中心に映像翻訳にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くるぶしふくらはぎ

15
未来に残すモノは何か。この廃墟や朽ちた戦車や飛行機をみて、遠い昔を馳せるよりも、不思議なのですが、近未来を想像してしまいました。同じ過ちを繰り返すのが人類なら、この写真に出ているモノたちは形を変えて再び出現する。2021/01/10

ひねもすのたり

13
『階段を下りる女』に東独の描写がいくつかあったので読んでみました。 221頁の大型本には冷戦時代に建造され、今は廃墟となっている世界各地の軍事施設や核シェルターなどのカラー写真が収められています。 日本は府中の米軍基地跡地に遺る巨大パラボラアンテナが載っていますが、やはり注目はかつての共産圏である旧ソ連と東欧。夏草に飲み込まれようとする巨大で武骨な軍事施設。閉鎖当時のまま時が止まった無機質な建物内部とそこに置かれた真新しいテレタイプなど・・見ごたえ十分の写真集でした。★4.5  2020/12/14

ニョンブーチョッパー

8
★★★☆☆ まったく意図せずこんなタイミングで借りていた。サブタイトルの通り「平和のための記憶遺産」という位置付けで捉えるとこれらの写真はとても意味があるものだと思う。「その当時」は視野が狭くなってしまっていて、どれだけたくさんの労力が費やされてきたかは、あとになってみないと気づきにくい。あまりにも莫大な労力はあらゆる人に虚しさの感情をもたらすのではないか。写真の撮りにくさを考えると、わりといい値段なのには納得。それにしても、日本で唯一紹介されているのが、府中通信施設とはね。2022/03/13

やん

3
SF映画に出てくるような兵どもが夢の跡。これだけの廃墟が地球上に沢山あって、さらに立ち入りを許されない現役の軍事施設がきっと世界中にまだまだいっぱいあるんだろうな。鋼鉄とコンクリートが支配する前世紀の戦争と今のそれとは全く趣が異なっているはず。これらの廃墟は戦争の爪痕であるけれども、世界全体が滅びずにすんだ証かもしれない。使われずに放棄された施設は土地利用や資源的意味でもったいないようだが、私たちに平和のための記憶を残し、戦争自体はこのまま朽ち果てて土に戻って欲しいと思う。2020/11/08

kaz

1
廃墟と化したシェルター、放置された戦車や軍事用飛行機等々、今も世界各地に冷戦や原発事故の傷跡が残されている。好むか好まないかは別として、写真のインパクトもすごい。図書館の内容紹介は『ミサイル格納施設、潜水艦基地、国境監視塔、秘密情報収集基地、通信施設、核実験場、地下シェルター…。世界各地に残る冷戦時代の痕跡を、地域別に迫力ある写真で紹介する』。 2020/12/03

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