創元推理文庫<br> はじめて話すけど…―小森収インタビュー集

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創元推理文庫
はじめて話すけど…―小森収インタビュー集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488485214
  • NDC分類 904
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ちょっと訊きづらいですが……
真剣に、されど自由に
道を究めた達人たちの極意
他に類を見ないインタビュー集、初の文庫化
北村薫インタビューを新規収録

各務三郎が「ミステリマガジン」編集長時代を、皆川博子が少女時代の読書体験を、三谷幸喜が「作戦もの」の魅力を、法月綸太郎がアントニイ・バークリーの読み解きを、石上三登志がミステリの楽しみ方を、松岡和子が戯曲を翻訳する喜びを、和田誠が戦後のアメリカ文化を、はじめて語ってくれた。〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞に輝くアンソロジスト・評論家による類を見ないインタビュー集、待望の文庫化。北村薫が「良き読者」としての在り方を語る新規インタビューを特別収録。

■目次
各務三郎 「ミステリがオシャレだったころ」
皆川博子 「皆川博子になるための136冊」
三谷幸喜 「理想の作戦ものを求めて」
法月綸太郎「本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?」
石上三登志「札付きファンのミステリの接し方」
松岡和子 「戯曲を翻訳する幸せ」
和田誠  「バタくささのルーツを探る」
北村薫  「良き作品の良き読者であるために」

内容説明

各務三郎に海外ミステリの魅力を、皆川博子に本に溺れた幼少期を、三谷幸喜に理想の「作戦もの」を、法月綸太郎にバークリー作品の真骨頂を、石上三登志にヒーロー論での読み解きを、松岡和子に戯曲を翻訳する困難さと楽しさを、和田誠にアメリカ文化に触れる喜びを、北村薫に「良き読者」であるための秘訣を語ってもらいました。他に類を見ないインタビュー集が待望の文庫化。

目次

各務三郎―ミステリがオシャレだったころ
皆川博子―皆川博子になるための136冊
三谷幸喜―理想の作戦ものを求めて
法月綸太郎―本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?
石上三登志―札付きファンのミステリの接し方
松岡和子―戯曲を翻訳する幸せ
和田誠―バタくささのルーツを探る
北村薫―良き作品の良き読者であるために

著者等紹介

小森収[コモリオサム]
1958年福岡県生まれ。編集者、評論家、作家。大阪大学人間科学部卒業。演劇評論家、文芸書の編集者として活動するほか書評・ミステリ評論の分野でも精力的に活躍する。2022年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を俯瞰したアンソロジー&評論書“短編ミステリの二百年”(全6巻)で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞(ともに評論・研究部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

14
図書館本。2002年にフリースタイルから刊行された単行本に、北村薫へのインタビューを追加して文庫化したもの。各務三郎には、早川書房入社の話しから始まり、当時、『ハヤカワミステリマガジン』編集長だった常盤新平から、「資料は自分で買え」、<自分で買わないと身につかないし、そうでないと、会社の言うままになるぞと。とにかく、資料は自分で買って、自分で勉強して、それでアルバイトもやれと(笑)>と言われたそうです(初任給が2万円だった模様)(続く。2024/07/09

Inzaghico (Etsuko Oshita)

10
2002年の単行本にボーナストラックとして北村薫のインタビューを追加して、オリジナルのタイトルに三点リーダーをひとつ追加して(笑)文庫化。 これだけジャンルが違うインタビューイーが集まっているのに、それらを貫くものが抜群に面白い。それは、小森もあとから気づいたというが、「欧米の文化の影響下で発想することの実際」だ。 北村薫が熱弁を振るっているイーディス・ウォートンの「ローマ熱」が俄然読みたくなった。ググったらオリジナルのPDFがあったのでダウンロードした。こういうときにネットの力に深く感謝する。2024/01/20

GO-FEET

5
《和田 『アニーよ銃をとれ』は実話――バッファロー・ビルのワイルド・ウェ スト・ショウ――に基づいていて、西部をテーマにしたサーカスなんですね。だけど、あの中で歌われる「ショウほど素敵な商売はない」は、西部とかサーカスとかピストルを撃つとか、そんな言葉が出て来ない。客の拍手がよくてとか、客の入らない日もあるとかね。これはワイルド・ウェスト・ショウだけではなくて、あらゆるショウ・ビジネスに使える歌なんです。これも、観たときにそんなことを考えてるわけではないけど、ちょっと経ってから、あ、そうなんだと思ってね。2024/06/28

鈴木 千春

4
タイトルに惹かれて図書館で手にした。 それぞれ著名人だけど、イキナリ戦前の翻訳ミステリーの作品の細かな描写にアレコレ言われても(困) (しかも、理解出来ないからか、インタビュー形式だけど、知識自慢合戦かいの感😓) 「趣味は読書です。」と言ってるのに、誰一人記憶にない翻訳物は、横文字アレルギーにて、超有名作品以外は、極力読まない私 ただ、三谷幸喜氏、和田誠氏は読んで共感。 やっぱり私は、楽しんで!気楽に!(時間つぶしに)共感したり、コチラの気持ちを優先してくれる読書をしたい。 さぁ楽しい読書しよ〜2024/02/04

きつねねこ

3
カーやクイーンに(過剰に?)肩入れする北村薫氏に破顔してしまう(私はクリスティも好きだが)。俄然読みたくなったのが、北村氏が強く推す「ローマ熱」。近くの公共図書館の蔵書検索で百年文庫の「都」に収録さてれいるらしいことを確認。これは借りなければ。2024/10/16

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