創元推理文庫<br> 望月のあと―覚書源氏物語『若菜』

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創元推理文庫
望月のあと―覚書源氏物語『若菜』

  • 森谷 明子【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 東京創元社(2018/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488482053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

世は平安、道長が栄華を極めている。紫式部は「源氏物語」の人気に少々困惑気味。そんななか、訪れたお屋敷に、瑠璃という謎の姫君を道長がひそかに隠し住まわせていることを知る。式部はこの瑠璃姫と道長になぞらえて物語を書きはじめたが、しだいに現実と物語が重なりはじめ……。瑠璃姫はいったい何者なのか? 式部が大胆にも道長に仕掛けた、雅な意趣返しとは? 「源氏物語」をめぐる謎を解き明かす平安王朝推理絵巻第3弾!

森谷明子[モリヤアキコ]
著・文・その他

内容説明

平安の都は盗賊や付け火が横行し、乱れはじめていた。紫式部は『源氏物語』の人気に困惑気味の日々。そんななか訪れたお屋敷で、栄華を極める藤原道長が、瑠璃という姫をひそかに住まわせているのを知る。式部はこの瑠璃姫と道長になぞらえて物語を書きはじめるが…。瑠璃姫は何者なのか?式部が道長に仕掛けた雅な意趣返しとは?平安王朝推理絵巻その三。

著者等紹介

森谷明子[モリヤアキコ]
神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kagetrasama-aoi(葵・橘)

26
“紫式部のサーガ”三部作のその三。「玉葛十帖」を道長と絡ることで、とっても魅力的な展開になっています。一人勝ちに見える道長、私は、あの「この世をば」のお和歌を聞く度に、“鼻持ちならない人物選手権”があったら、上位入賞間違いなし、と密かに思ってます(笑)。このお話読んでちょっと溜飲さがりました😀後書に寄ると、作者さま「宇治十帖」のお話に手をそめているとのこと。気長にお待ちしています。2019/12/10

のびすけ

25
平安王朝ミステリー第3弾。前作とはまた少し趣きが違ってミステリー色は薄かったけど、香子が綴る源氏物語の玉葛十帖と瑠璃姫の物語や、若菜の帖と道長が栄華を極めていく物語がお見事でとても面白かった。また華やかな宮中だけでなく、その裏側で生活に苦しむ下々がいることが内裏放火の事件と絡めて描かれている。この時代の光と陰、表と裏側の対比が興味深かった。宇治十帖のストーリーの構想もあるそうで、いつか第4弾が出ることを楽しみにしている。2024/04/21

きょん

22
「玉鬘」と「若菜」の成立時期の設定。玉鬘の瑠璃姫と作中現実が重なっていくのが面白い。権力と財力を握る男たちを手のひらで転がす女たちのしたたかさが素敵。2018/06/26

fullhouse

21
好きなシリーズ第3弾。 文庫化を待ってたー。 前2作に比べて、読みやすくなった印象。 つきあいが長くなって、古典を題材にした作品とはいえ、キャラクターたちが、なじんできたのかなー。2018/06/24

マッピー

19
「女はのんきでいいよなー」なんて世の中の苦労をひとりで背負って立っている気でいる道長だけど、実は裏で女たちが連携していいように道長を翻弄している。なんだかちょっと可愛らしくも思えてくるほど、きれいに振り回される道長。第二章からは徐々にきな臭くなっていく。定子を愛し、彰子をも大切にした一条天皇の急死から状況は一変。この帝位をめぐる攻防から派生する、京の都で頻発する付け火や強盗。今回初めて、きらびやかな貴族の社会だけではなく、底辺の、食べていくだけで精いっぱいの人たちの暮らしにも目を向けることになる。2023/09/26

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