創元推理文庫<br> 卒業したら教室で

個数:
電子版価格
¥750
  • 電子版あり

創元推理文庫
卒業したら教室で

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月19日 19時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488473082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

伊神さんの卒業から丸一年、市立高校にまた卒業の季節がやってきた。今年は柳瀬さんをはじめ、仲のよかった先輩たちが高校を巣立っていく。そんな、しんみりとしたある日の放課後、秋野麻衣が、おずおずと不思議な出来事を目撃したと相談に来た。鍵のかかった真っ暗なCAI室のパソコンに向かって、誰かが何かをしていたらしい。調査の結果、書道室をはじめ部室棟でも同様に謎の人物の出現と消失の情報が寄せられる。卒業生でもある教師によると、神出鬼没で出現する「兼坂さん」という市立七不思議の一つだと分かるが……。トリックメーカーである著者が贈る、〈市立高校シリーズ〉最新作。

内容説明

市立高校にまた卒業の季節がやってきた。柳瀬さんをはじめ仲のよかった先輩たちが巣立っていく。そんな三月の放課後、秋野麻衣が不可解なものを見たと相談に。真っ暗なCAI室で鍵をかけ、誰かが電源も入れずパソコンで何かしていたらしい。どうやら校内八番目の七不思議、神出鬼没の「兼坂さん」と判明し、葉山君たちは真相解明に奔走するが…。“市立高校シリーズ”最新長編。

著者等紹介

似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー、“市立高校シリーズ”として人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

125
こんなミステリは前代未聞かもしれない。学園ものというジャンルを超えて読者を驚かせてくれる。前作から5年が過ぎているが、作品世界は、柳瀬さんの卒業を目前に、例によって葉山くんがふりまわされていく。パターンを破って挿入される異世界の物語と、何と12年後の葉山とミノ。これにはとまどったが、有機的に謎とからんでいくところがすごい。どうやったらこんなことを思いつくのか、最初から作者がもくろんでいたのか、と感心。これはシリーズ中でも最高の作品かもしれない。そしてこういうことがミステリ、いや小説には可能なのだと。2021/04/27

NADIA

95
市立高校シリーズ8作目。12年後の未来より、主人公の葉山くんと親友のミノがリモートで当時の仲間の誰かが書いたファンタジー小説を読みながら振り返るあの事件。市立高校八番目の七不思議「兼坂(んねさか)さん」。まあ、部室の密室とかはどうでもいいけど(^^;、「卒業」シーズンの独特の感傷がいい。作中作のファンタジーも面白かった。ただ、あの似鳥さん風のユーモアたっぷりのまえがきがその作者のイメージとずれているようにと感じるけど。伊神さん、とうとう扱いが人間ですらなくなってきた(笑) ちなみに卒業するのは柳瀬さん。2021/08/21

papako

89
シリーズ続きもの読む祭。作者のデビュー作シリーズのこちら。一区切りの一冊ですね。作中作、高校時代、そして12年後の未来の3つのシーンで進む。相変わらずの謎事件。伊神さんの役割が明らかにされ、バトンを渡される葉山くん。そして柳瀬さんいよいよ卒業。そっか、私は葉山くんの気持ちをわかっていなかったな。兼坂さん事件の謎、作中作の作者は誰?『うちの人』だって。にやけちゃう。さてさて次もあるのかしら?葉山くん編突入ですね。しかし再読したくなっちゃいますね。結構ボリュームあるし。。。2021/09/13

kk

82
これまでとは一味違った趣向で、いろんな意味で楽しかったです。プロットはちょっとアレかもしれませんが、ストーリー的には青春だ!って感じで良かったです。「市立高校シリーズ」大好きです。2021/03/21

オーウェン

75
市立高校シリーズ8作目。今作はまるで集大成のように、柳瀬さんの卒業式に合わせた8つ目の謎が。七不思議はこれまでのシリーズで描かれてきたが、そこに付随する謎。いつものように伊神さんが手助けするが、そこに葉山も一枚絡む。だがそれらはある目的のためというラストによって、1作目からすべては繋がっている出来事を知る。ファンタジーに加えて、12年後の葉山とミノの描写も有り。そして柳瀬さんと、めぐり合わせる人物の儚い想い。シリーズはまだ続くようだけど、葉山にとって謎の意味合いは大きく変わってくるはずだ。2021/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17514675
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品