創元推理文庫<br> 鏡の迷宮、白い蝶

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創元推理文庫
鏡の迷宮、白い蝶

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  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488466053
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「水島のじいちゃん」の名代で、西遠寺家の人々とともにかのこの許嫁の家の別荘へ向かうことになった修矢。招かれた別荘の隣には、万華鏡作家が住んでいた。認知症を患うその人は、所持している大きなダイヤの隠し場所をメモしていたのだが…。中学生の美波と高校生の修矢。二人がそれぞれ出あった少し切ない事件たちを描く本格ミステリ短編集。人気シリーズ、前日譚第二弾。

著者等紹介

谷原秋桜子[タニハラショウコ]
2001年、富士見ミステリー文庫より長編『激アルバイター・美波の事件簿 天使が開けた密室』を発表し、デビュー。大胆で精緻なトリックと清新な作風で注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

102
美波の事件簿その5。エピソード0的な連作短編集その2。失せ物は丼とか小蝶の夢なんかで落語のシーンがあってニヤリ。でもこれで完結?長編はもうでないのか?2016/05/08

ぶんこ

43
シリーズものとは知らずに読んでしまいました。17歳の修矢と水島老人の関係が不明のまま(もしかして孫。?)刑事事件にはしない事件を解決していく水島老人と修矢。そして水島家の隣人美波と友人直海と寄席の世界の人々。「東橋とかほどう橋」って、他の小説ででてきたような?谷原さんの本は初読みなので、はて、誰の本だったのでしょうか?愛川さんの本かな?手元にあるので次に読んでみましょう。寄席の世界も面白い。元深川芸者の梅さんに興味津々。直海は梅さんのような小粋な女の人になれるかな。2018/01/27

七色一味

26
読破。シリーズ物なのかぁ…。なんとなくタイトルだけで選んでるとこういう目に遭うな…。まぁ、関連性なんてものは目を瞑ってしまえば、読みやすいリレーショナル連作短編ミステリーです。ちなみに本編は、『天使が開けた密室』しか読んでないなぁ。2014/04/05

24
さくさくと♪かのこさんってば、前作よかびっくり(@_@)時世を戻した“父帰る”話しが読みたいです。2017/04/11

山本真一郎

23
読了。シリーズ5冊目。前作に続く所謂前日譚。相変わらずミステリ小説としては出来は秀逸だと思う。更に各話毎の舞台装置やモチーフについて恐らくはキチンと調べており、並々ならぬ拘りを感じる事も出来る。前日譚である通り、各レギュラー登場人物の何年か前の姿が「水島のじいちゃん」と共に描かれており、最後には意外な人間関係が明らかになる。こうなってくると4年以上前に出版された本作を最後に続編が出ていない事が非常に勿体無く思える。是非長編の続きと、前日譚の短編の他のエピソード等、望み薄かもしれないが読んでみたいと思う。2015/04/16

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