水が握る日本の食と農の未来

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259518325
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C0061

内容説明

地球上の水のうち、身の回りで使用できるのはわずか0.01%にすぎない。日本の水資源は豊富だが、世界に目を向けると、水をめぐる争奪は激しさを増すだろう。日本が輸入している食料は世界の水資源に大きく依存しているため、世界の水資源の行方は、われわれにとっても死活問題である。

目次

第1章 危機に瀕する日本の食料と農業(経済大国の行き着く先は飢餓か;行き過ぎた食の革命;崩壊寸前の食料生産)
第2章 水田が日本農業を再生する(稲作とともに生きた日本人;守らなければならない農業集落;生産の拡大と爆発する穀物需要;環境と調和した農業の持続的発展;環境を保全する土地改良)
第3章 水が支配する食料生産(水不足が穀物価格の高騰を招く;限られた世界の水資源;アジアモンスーン地域の水管理;小規模な循環型水利用)
エピローグ―われわれが生き続けるために

著者等紹介

谷山重孝[タニヤマシゲタカ]
1935年生まれ。東京大学農学部農業工学科で農業水利学を専攻。1959年農林省に入省。農林水産省構造改善局建設部長、構造改善局次長を歴任。その後1990年に水資源開発公団中部支社長・理事、96年から2001年まで日本農業集落排水協会(現・地域資源循環技術センター)理事長。2001年から04年までボランティアとして非政府組織の国際かんがい排水委員会(ICID事務局、インド・ニューデリー)副会長、02年から06年まで同組織のアジア地域会議議長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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