出版社内容情報
わたし、海砂真史(うみすなまふみ)には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。幼稚園の頃から妙に大人びていて頭の切れる子供だった彼とは、別々の小学校にはいって以来、長いこと会っていなかった。変わった子だと思っていたけど、中学生になってからは、どういう理由からか学校にもあまり行っていないらしい。しかし、ある日わたしの許に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、わたしと彼――鳥飼歩(とりかいあゆむ)は、九年ぶりに再会を果たす。日々のなかで出会うささやかな謎を通して、少年少女が新たな扉を開く瞬間を切り取った四つの物語。第二十八回鮎川哲也賞受賞作。
内容説明
わたし、海砂真史には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。幼稚園の頃から妙に大人びていた頭の切れる彼とは、長いこと会っていなかった。しかし、ある日わたしの許に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、わたしと彼―学校に通わない名探偵・鳥飼歩は、九年ぶりに再会を果たす。札幌を舞台に、少年少女たちが謎を通して大切なことに気づいていく、第28回鮎川哲也賞受賞作。
著者等紹介
川澄浩平[カワスミコウヘイ]
1986年北海道生まれ。北海学園大学卒。漫画原作者として活躍したのち、2018年に第28回鮎川哲也賞を受賞、受賞作を改題した『探偵は教室にいない』でデビュー。ささやかな日常の謎を通して、少年少女の心の機微を瑞々しい筆致で描き、好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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