創元推理文庫<br> 探偵は教室にいない

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創元推理文庫
探偵は教室にいない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488449216
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

わたし、海砂真史(うみすなまふみ)には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。幼稚園の頃から妙に大人びていて頭の切れる子供だった彼とは、別々の小学校にはいって以来、長いこと会っていなかった。変わった子だと思っていたけど、中学生になってからは、どういう理由からか学校にもあまり行っていないらしい。しかし、ある日わたしの許に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、わたしと彼――鳥飼歩(とりかいあゆむ)は、九年ぶりに再会を果たす。日々のなかで出会うささやかな謎を通して、少年少女が新たな扉を開く瞬間を切り取った四つの物語。第二十八回鮎川哲也賞受賞作。

内容説明

わたし、海砂真史には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。幼稚園の頃から妙に大人びていた頭の切れる彼とは、長いこと会っていなかった。しかし、ある日わたしの許に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、わたしと彼―学校に通わない名探偵・鳥飼歩は、九年ぶりに再会を果たす。札幌を舞台に、少年少女たちが謎を通して大切なことに気づいていく、第28回鮎川哲也賞受賞作。

著者等紹介

川澄浩平[カワスミコウヘイ]
1986年北海道生まれ。北海学園大学卒。漫画原作者として活躍したのち、2018年に第28回鮎川哲也賞を受賞、受賞作を改題した『探偵は教室にいない』でデビュー。ささやかな日常の謎を通して、少年少女の心の機微を瑞々しい筆致で描き、好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

73
不登校の歩君が安楽椅子探偵役で相棒は歩の幼馴染だった真史ちゃん。女子中学生なのに身長が170cmもある真史はバスケ部のエース。このバスケ部の仲良し4人組の周囲で起きる小さな謎を歩君が解決していく。謎解きも楽しいけれど4人組の学校生活の描写がいい。一瞬中学生時代に戻りたいと思った、受験や就職などの選択を迫られる以前にしか許されないのどかさが楽しい。2022/10/07

したっぱ店員

52
探偵は不登校なので「教室にいない」。なるほど。4人の生徒がそれぞれメインになる短編集で、日常の謎の王道。学生生活描写も微笑ましく、さらっと楽しく読了。ただ最後に出てくる父親の造形が物語の空気に合わず唐突な感じがして戸惑った。まあ家出のきっかけならこのくらいは必要なのかな。続編も読みたい。ところですっかり高校生イメージで読んでたけど中学生設定?いまどきはこんなに大人なの??びっくり。2022/03/05

三代目けんこと

50
最近の読書傾向を鑑みると、日常系ミステリを多く読了していた。ほっこりする話も多いため、無意識的にそういう本を求めていたのかな。本書もGOOD!続編が文庫化したら即買い!!2022/05/09

みつ

45
仲の良い4人の中学生の周りで起こる「日常の謎」。それを解くのはそのひとりの幼馴染で、学校には行っていない少年・・という魅力的な設定であり、登場する少年少女は皆成長の最中にいて、彼らのやりとりも楽しい・・ではあるのだが、どこかもやっとした感も拭えない。理由の一つは探偵役の少年が甘いものに目がない以外に特色が少なく、4人との違いが際立っていないことにもありそう。謎解きは仮説を順に出しながら、次第に真相に近づけていく、その意味では正統派ではあるが驚きは少ない。探偵を含め5人の恋愛を交えない関係性を楽しむ短篇集。2023/06/23

よっち

43
北海道の中学校に通う14歳の海砂真史を主人公に、英奈、総士、京介ら同級生たちとの日々の中で生まれるちょっとした謎を、真史のちょっと変わった幼馴染・鳥飼歩が解き明かしてゆく連作短編ミステリ。差出人不明のラブレターや、ピアノに対する京介の複雑な想い、総士が隠していた真相、そして真史の家出と四つの物語が収録されていて、登場人物たちの周囲に対して素直になれない繊細な心情を巧みに描きながら、一見無頓着にも思える探偵役・歩が相談された謎を解き明かしてゆく過程で見せるその細やかな心遣いがなかなか効いていると思いました。2021/09/21

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