創元推理文庫<br> Y駅発深夜バス

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創元推理文庫
Y駅発深夜バス

  • 青木 知己【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488442217
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

運行しているはずのない深夜バスに乗って、
彼は摩訶不思議な光景に遭遇した――
あの手この手で謎解きのおもしろさを描いた〈ミステリ・ショーケース〉
手間暇かけた五つの短編ミステリを御賞味ください。

運行しているはずのない深夜バスに乗って、彼は摩訶不思議な光景に遭遇した――奇妙な謎解きとその鮮やかな解決を描く表題作、読者への挑戦状を付したストレートな犯人当て「ミッシング・リング」、女子中学生の淡い恋と不安を描く「猫矢来」、怪奇小説と謎解きを融合させた傑作「九人病」、自慢のアリバイ・トリックを用意して殺人を実行したミステリ作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」。あの手この手で謎解きの面白さを提供する、著者渾身の〈ミステリ・ショーケース〉。

内容説明

運行しているはずのない深夜バスに乗って、彼は摩訶不思議な光景に遭遇した―奇妙な謎とその鮮やかな解決を描く表題作をはじめ、怪奇小説と謎解きを融合させた圧巻の一編「九人病」、渾身のアリバイ・トリックを用意して殺人を実行した推理作家の涙ぐましい奮闘劇「特急富士」など5編を収録。あの手この手で謎解きのおもしろさを描く、著者会心の“ミステリ・ショーケース”。

著者等紹介

青木知己[アオキトモミ]
1969年東京都生まれ。上智大学文学部卒。光文社の公募企画“新・本格推理”に短編「Y駅発深夜バス」を投じ入選、2003年刊の『新・本格推理03 りら荘の相続人』(鮎川哲也監修/二階堂黎人編)に掲載される。この短編は日本推理作家協会と本格ミステリ作家クラブの年刊アンソロジーの両方に収録されるなど、高い評価を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

140
〈ミステリ・ショーケース〉とは良く例えたもので、趣向の異なる5篇の短編小説を楽しめる。しかもどれも面白い!平凡な日常が徐々に奇妙な世界へと変貌していく不思議な物語もあれば、本ミスらしい謎解きを楽しめる物語もある。オススメは『特急富士』推理作家が仕掛けた特急列車内でのアリバイトリック。事件は思わぬ展開へと発展し…。先が読めずにハラハラドキドキ!最後まで予測不能で面白かった。他の作品も含め、ミステリーの面白さがぎゅっと凝縮されていたので著者さんにはまた同じテイストでの短編小説を書いて頂きたい。2024/04/03

えにくす

105
『世にも奇妙な物語』又は『トワイライト・ゾーン』の小説版という感じの、5話からなる短編集。一番の好みは表題作。主人公が運行していないはずの深夜バスに乗って、不可思議な体験をする物語。これはマジのホラーだと思い震えながら読むが、途中でまさかの展開に驚く!しかし本当の恐ろしさが、ラストで待っていた。「九人病」は山奥の集落で発生した伝染病の物語で、ガチのホラーだ。これも途中で安心させておいて、ラストで恐怖が待っている。「ミッシング・リング」は犯人当て物語で、読者への挑戦状付き。誰でも手軽に読める一冊だ。★42023/07/04

yukaring

81
帯の〈ミステリ・ショーケース〉という言葉がピッタリ。ケースの展示品にワクワクが止まらない短編集。運行しているはずのない深夜バス。それに乗った彼は不思議な光景に遭遇する。そしてその奇妙な謎と共に解き明かされる残酷な真実とは・・『Y駅発深夜バス』中学生の初々しい恋心と謎の掛け合わせ『猫矢来』読者へ挑戦状を突きつける『ミッシング・リンク』宿で相部屋になった男が語る戦慄の悪夢『九人病』列車を使ったアリバイトリックを駆使する推理作家の誤算とは?『特急富士』あの手この手を使ったミステリで楽しませてくれる大満足の1冊。2023/07/17

森オサム

47
著者初読み。裏表紙に有る「ミステリ・ショーケース」の通りバラエティーに富んだ短編集。基本的には本格物ですが、テイストとしてはスリラー、サスペンス寄りか?。どれもホントに面白く読めたが、「特急富士」のスラップスティックかつ皮肉な感じが好みだったかな。「猫矢来」はシリーズでも書けそうなキャラが微笑ましく、「九人病」はこの方向で一冊別に仕上げて見ては?、とも思う異色作。トリックと言うか、謎重視の作風、動機だ何だは置いといて楽しんで読んで欲しい。おススメします。2023/10/09

タカギ

33
短編が5つ。表題作が良かった。異世界に迷い込んでしまったような眩暈感がありながら、現実的に解決するところがGOOD。全体的に人間関係は古めかしい。きっと泡坂妻夫のファンだと思う。もっとも、ファンじゃないミステリ作家を探すほうが難しいと思うけど。「猫矢来」「ミッシング・リング」もけっこう良かった。2023/06/07

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