創元推理文庫<br> 屋上物語

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創元推理文庫
屋上物語

  • 北森 鴻【著】
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  • 東京創元社(2025/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488434137
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

デパートの屋上で供される
美味いうどんと極上の謎解き
北森鴻のちょっとダークな連作集

あるターミナル駅に隣接する有名デパートの屋上には、知る人ぞ知る讃岐うどんの名店がある。老若男女のファンが安くてうまい一杯を求めて屋上までやって来るが、同時に不思議な謎も集まってくるのだ。うどんを提供するのと同様に、素早く謎解きするのは、通称「さくら婆(ばば)ァ」。デパートの屋上で繰り広げられる様々な人間模様を北森鴻が丁寧に描いた、少しダークな連作ミステリ。解説=愛川晶/村上貴史

■収録作品
「はじまりの物語」
「波紋のあとさき」
「SOS・SOS・PHS」
「挑戦者の憂鬱(ゆううつ)」
「帰れない場所」
「その一日」
「楽園の終わり」
「タクのいる風景」


【目次】

内容説明

あるターミナル駅に隣接する有名デパートの屋上には、知る人ぞ知る讃岐うどんの名店がある。老若男女のファンが安くてうまい一杯を求めて屋上までやって来るが、同時に不思議な謎も集まってくるのだ。うどんを提供するのと同様に、素早く謎解きするのは、通称「さくら婆ァ」。デパートの屋上で繰り広げられる様々な人間模様を北森鴻が丁寧に描いた、少しダークな連作ミステリ。

著者等紹介

北森鴻[キタモリコウ]
1961年山口県生まれ。駒澤大学卒業。編集プロダクション勤務を経て、95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年『花の下にて春死なむ』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅さん。

11
とあるデパートの屋上のうどん屋の店主さくらさん。 その周囲ではなぜか不思議な出来事が巻き起こる。 さくらさんが手下のように興行師の杜田を動かして謎を解く。語り手がヒトでなく、屋上に置かれた様々なモノというのも面白い。 さくらさんにも過去があるし、事件もなかなかにダークだったけど、さすが北森鴻さんで読み応えばっちり。 とはいえ、次は「裏京都シリーズ」みたいなライトな方にいきたいかも。2025/07/05

Urmnaf

6
語り手がデパート屋上のモノたち。稲荷の狐像やベンチ、ピンボールマシンなどが語る連作ミステリ。一人称の語りだけど、神の視点でもある。屋上にあるうどん屋の女主人(豪傑!)が興行師(多分ヤクザ)とヤンチャな高校生を手下のように使って謎を解く。一般的には楽園にも思われるデパートの屋上は、結構人死にが起き、胸糞な人間関係が渦巻く。社会の裏にある物語をどちらかというと裏側に住んでいる者たちが解き明かしていく様は、やっぱり暗くなりがち。おしまいもすっきりハッピーエンド、ってなるわけないし。2025/07/14

ナオ

4
面白かった!!私にとっての北森鴻は蓮丈那智シリーズだったので、創元推理文庫で蓮丈那智?でもって、ちょっとダークな連作集ってあったけど、ちょっとどころでは無かった。デパートの屋上にあるベンチや観覧車等が語り部で、ちょっとした日常の謎的な語り口なんだけど、各作品ごとに人は死んで行くし、遣り切れないほどに悲惨な真実があり。 1話目の前の店長が自殺した真相なんか、ホントに救いが無くて。読み終わった後に「嘘でしょ」ってつぶやいた位に後味悪し。でも、やめられない。最終話もね、苦い。人生の皮肉。良い作品でした2025/06/23

Abercrombie

1
表紙やあらすじ紹介から、もっと楽しい話を期待していたんだよね。呪われた(としか思えない)デパートの屋上で、悪意が連鎖する如く次々に起きる事件の謎を、うどんスタンドの女店主が解き明かす連作集。謎は解けても救われる者はおらず、暗い気分となる読後感。2025/07/23

ひでまろ

1
★★2025/07/20

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