創元推理文庫<br> 屋上物語

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創元推理文庫
屋上物語

  • 北森 鴻【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488434137
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

デパートの屋上で供される
美味いうどんと極上の謎解き
北森鴻のちょっとダークな連作集

あるターミナル駅に隣接する有名デパートの屋上には、知る人ぞ知る讃岐うどんの名店がある。老若男女のファンが安くてうまい一杯を求めて屋上までやって来るが、同時に不思議な謎も集まってくるのだ。うどんを提供するのと同様に、素早く謎解きするのは、通称「さくら婆(ばば)ァ」。デパートの屋上で繰り広げられる様々な人間模様を北森鴻が丁寧に描いた、少しダークな連作ミステリ。解説=愛川晶/村上貴史

■収録作品
「はじまりの物語」
「波紋のあとさき」
「SOS・SOS・PHS」
「挑戦者の憂鬱(ゆううつ)」
「帰れない場所」
「その一日」
「楽園の終わり」
「タクのいる風景」


【目次】

内容説明

あるターミナル駅に隣接する有名デパートの屋上には、知る人ぞ知る讃岐うどんの名店がある。老若男女のファンが安くてうまい一杯を求めて屋上までやって来るが、同時に不思議な謎も集まってくるのだ。うどんを提供するのと同様に、素早く謎解きするのは、通称「さくら婆ァ」。デパートの屋上で繰り広げられる様々な人間模様を北森鴻が丁寧に描いた、少しダークな連作ミステリ。

著者等紹介

北森鴻[キタモリコウ]
1961年山口県生まれ。駒澤大学卒業。編集プロダクション勤務を経て、95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。99年『花の下にて春死なむ』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2010年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅さん。

12
とあるデパートの屋上のうどん屋の店主さくらさん。 その周囲ではなぜか不思議な出来事が巻き起こる。 さくらさんが手下のように興行師の杜田を動かして謎を解く。語り手がヒトでなく、屋上に置かれた様々なモノというのも面白い。 さくらさんにも過去があるし、事件もなかなかにダークだったけど、さすが北森鴻さんで読み応えばっちり。 とはいえ、次は「裏京都シリーズ」みたいなライトな方にいきたいかも。2025/07/05

陽ちゃん

7
久しぶりの北森鴻作品。デパートの屋上で起きる事件や謎を、屋上の「日本でいちばん安くて高級な、立ち食いうどん屋」のさくら婆ァが 謎解きする連作短編集。謎解きされても完全なハッピーエンドにならないところが北森作品らしいですが、それでも、さくらさんや杜田は救われたんじゃないかな。大好きだった蓮丈那智シリーズや宇佐見陶子シリーズ以外にもまだまだ面白そうな作品があるようなので、是非、読んでみたくなりました。2025/07/27

Urmnaf

6
語り手がデパート屋上のモノたち。稲荷の狐像やベンチ、ピンボールマシンなどが語る連作ミステリ。一人称の語りだけど、神の視点でもある。屋上にあるうどん屋の女主人(豪傑!)が興行師(多分ヤクザ)とヤンチャな高校生を手下のように使って謎を解く。一般的には楽園にも思われるデパートの屋上は、結構人死にが起き、胸糞な人間関係が渦巻く。社会の裏にある物語をどちらかというと裏側に住んでいる者たちが解き明かしていく様は、やっぱり暗くなりがち。おしまいもすっきりハッピーエンド、ってなるわけないし。2025/07/14

ナオ

6
面白かった!!私にとっての北森鴻は蓮丈那智シリーズだったので、創元推理文庫で蓮丈那智?でもって、ちょっとダークな連作集ってあったけど、ちょっとどころでは無かった。デパートの屋上にあるベンチや観覧車等が語り部で、ちょっとした日常の謎的な語り口なんだけど、各作品ごとに人は死んで行くし、遣り切れないほどに悲惨な真実があり。 1話目の前の店長が自殺した真相なんか、ホントに救いが無くて。読み終わった後に「嘘でしょ」ってつぶやいた位に後味悪し。でも、やめられない。最終話もね、苦い。人生の皮肉。良い作品でした2025/06/23

tama

5
デパート屋上の使い狐、撤去が決まった観覧車、ベンチなどが語るミステリー。 探偵役は屋上うどん屋の「さくら婆ァ」。 凄みのある人情派😆 ちょっとダークな読後感。 そこはかとないノスタルジー漂う。 かのデパートのうどん屋さんは、昨年6月惜しまれながら閉店しました😭 2025/08/18

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