創元推理文庫<br> いつもが消えた日―お蔦さんの神楽坂日記

個数:
電子版価格
¥753
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

創元推理文庫
いつもが消えた日―お蔦さんの神楽坂日記

  • 西條 奈加【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 東京創元社(2016/08発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月31日 09時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 343p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488430122
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

中学3年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強く面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。ある日、幼なじみの洋平と同級生の彰彦、後輩の有斗が滝本家を訪れていた。夕飯をお腹いっぱい食べ、サッカー談議に花を咲かせたにぎやかな夜。しかしその夜、息子ひとりを残して有斗の家族は姿を消した。神楽坂一家3人行方不明事件は大きく報道され、一家が抱える秘密が明らかに――。街に不穏な空気が立ちこめるとき、お蔦さんの啖呵が神楽坂に響く。粋と人情と望が作る美味しい料理が詰まったシリーズ第2弾。

西條奈加[サイジョウナカ]

内容説明

中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、粋で気が強く、ご近所衆から頼られる人気者だ。後輩の有斗が望の幼なじみとともに滝本家へ遊びに訪れた夜、息子ひとり残して有斗の家族は姿を消していた―。神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる!粋と人情、望が作る美味しい料理が堪能できるシリーズ第二弾。

著者等紹介

西條奈加[サイジョウナカ]
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。12年『涅槃の雪』で第18回中山義秀文学賞、15年『まるまるの毬』で第36回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

94
神楽坂で元芸者の祖母お蔦さんと二人暮らしの中学生望、中学の後輩有斗の家族が突然居間に血痕を残して消える、前回は短編集だったが今回は長編のがっつりとミステリー、しっかり者で町内の人気者のお蔦さんの活躍が今回も冴える、何かと人間関係が希釈な現代、本来は人は助けたり助けられたり人間はそうやって生きていく迷惑だかららと関わるのをやめてしまえば人と人との繋がりは成た立たない。2017/04/06

優希

77
面白かったです。粋と人情が感じられる作品でした。そして大きな事件。神楽坂で一家行方不明を探索することになります。お蔦さんの手腕で解決していきますが、その姿には癒されます。人柄なのでしょうね。最後はじんわりしました。2019/09/27

ふう

70
シリーズものと知らずに2作目から読んでしまいましたが、十分に楽しめました。神楽坂に住む粋で聡明なお蔦さんと、孫でやさしく賢い望くんが、大切な仲間を守るために悍ましい事件の謎に取り組みます。のどかな少年たちの世界と、下町の人情味あふれるふれ合いに比べて、事件はかなり不気味で怖ろしく、どう着地するのかとハラハラしてしまいました。いつもが取り戻せたのか、もうもとには戻れないのか微妙なところですが、神楽坂の住人たちの温かさと、少年たちの前向きな明るさがあれば、きっと大丈夫。人のつながりの大切さを考えさせられますね2024/03/09

papako

64
神楽坂シリーズ。お金の闇に飲み込まれそうになった家族の物語でした。ほのぼのした表紙からは想像できない重いお話です。小野先生の有斗への肩入れには違和感。それだけ有斗が特別ってこと?金森さんの過去は消せないが、家族を見捨てなかったのでよいのかしら。料理はおいしそうだけど、お腹の底の方が重くなるお話でした。元通りにはなれないけれど、一歩前進できてよかったね。『迷惑をかける』と『助ける』この違いは受け取る側によるのかな。確かに自分にとっては助けるでも、相手は迷惑をかけたと思うのかも。肝に銘じておきたいです。2016/10/13

りょうこ

61
ご近所さんとの関係性が今回も良かった。合間合間の望の料理も美味しそう。ご飯を食べてるシーンがもっとあったら良かったのに!2017/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11086813
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品