創元推理文庫<br> アルファベット・パズラーズ

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創元推理文庫
アルファベット・パズラーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488429119
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

マンションの最上階、オーナーの部屋で催される推理合戦。彼らが挑む謎は奇妙なダイイング・メッセージ、悪魔的な誘拐爆殺事件――本格推理の俊英が放つ四話構成のパズラー。

内容説明

警視庁捜査一課刑事の後藤慎司、翻訳家の奈良井明世、精神科医の竹野理絵は、彼らが住むマンションのオーナー峰原卓の部屋に集まり推理合戦に興じる。指紋照合システムに守られた部屋で発見された死体、クルーズ船の殺人現場に残された奇妙なダイイング・メッセージ、三転四転する悪魔的な誘拐爆殺事件―名探偵の推理と意外な真相を鮮やかに描く、本格推理界の俊英第一の著書。

著者等紹介

大山誠一郎[オオヤマセイイチロウ]
1971年埼玉県生まれ。京都大学在学中は推理小説研究会に所属。2002年、e‐NOVELSにて短編「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」を発表。04年には初の著書となった『アルファベット・パズラーズ』で本格的なデビューを遂げる。13年、『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

94
推理する4人の登場人物が変わらない4つの短編集。刑事・翻訳家・精神科医が住むマンションのオーナーという4人。3人の話を聞いて、オーナーが推理を披露するという展開。どの物語もおもしろかったです。特に最後の『Yの誘拐』ですね。最後の最後まで気が抜けませんよ、是非ともお楽しみ下さい。2020/12/01

セウテス

87
作者デビュー作品。〔再読〕アルファベットを頭にした、4作の短編集。私が昔住んでいた近所に在るという、マンションAHM。その最上階のオーナー宅に、仲の良い住人が集まり事件談議をする。解答の意外性や唯一無二の推理というよりも、多重推理を楽しむスタイルの作品。むしろ、「私なら別のこんな推理が考えられる」と読む方が、本作を満喫出来ると思う。厳密かという問題ではなく、「実行するにはこの方法がより良い」という推理が優先されているのだが、明かされる真相はあざやかである。ラストの多重どんでん返しも、好きだなぁこんなの。2020/08/31

W-G

80
ずっと読もうと思って後回しにしていた大山誠一郎。短編中心の作家はつい優先順位を低くしてしまう。コレがデビュー作らしいですが、率直な感想としてはまずまず。奇抜な真相を持ってくるだけに、味気なさ過ぎる描写のせいで逆に説得力が薄くなってしまっているように感じる。ちょっと無理筋なトリックこそ、読者を納得させるようなディティール作りは必要だと思います。それがないと探偵役の妄想がまぐれヒットしたように見える。大山作品はコレ以外も評判良さそうなのでこれらの点が徐々に改善されている事を期待して読み進めます。2016/06/04

オーウェン

62
マンションのオーナー峰原卓の家で行われる推理のディスカッション。「Fの告発」指紋認証システムによって守られた美術館で起きた殺人。3人に絞られるのだが、なぜか3人ともアリバイが。古典のようなトリックながら、通報の電話を遅らせた理由もしっかりしている。「Yの誘拐」1部は子供を誘拐され爆死の憂き目に遭った父親の手記。そこから2部はディスカッションで事件のその後を推理する。二転三転じゃなく四転までする2部のやりとり。最終的に推理を行う4人に集約させるとは思いもしなかったし、4つの中でこの話が一番見応えあった。2021/05/18

森オサム

52
相変わらず著者の作品は推理クイズの様で、小説としての面白さは余り感じない。しかし本作はその推理の部分で十分楽しめ、安楽椅子探偵の短編集として秀作だな、と思っていました。ところが、最後の中編「Yの誘拐」が結構な衝撃作。事件の内容が余りにも悲惨なため面白いとは言いたく有りませんが、安楽椅子から降りた探偵は、作品の印象を完全にひっくり返すエンディングへ導きます。コレは、本格好きなら一読の価値ありだと思いますよ。ちなみに解説が非常に良かった。今まで著者の作品を読んで感じていた色々な事が、納得できスッキリしました。2021/06/02

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