創元推理文庫<br> 山伏地蔵坊の放浪 (新装版)

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創元推理文庫
山伏地蔵坊の放浪 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488414092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

推理の宴にようこそ
さすらいの山伏が語る7つの謎
不思議な事件ばかりです
 ――有栖川有栖

“山伏=名探偵”の至高の連作推理

土曜の夜、とある地方都市の一角にあるスナック『えいぷりる』に集う常連客の面々の楽しみといえば、山伏の地蔵坊先生が語る、自らが体験した様々な事件の謎解き。地蔵坊先生お気に入りのカクテル『さすらい人の夢(ボヘミアン・ドリーム)』の二杯目が空く頃、物語はゆっくりと始まる。ローカル線の犯人消失、崖に住む新興宗教家の死など、放浪中の地蔵坊が解き明かした七つの殺人譚を、新たな装いで贈る。著者あとがき=有栖川有栖/解説=戸川安宣

■目次
第一話「ローカル線とシンデレラ」
第二話「仮装パーティーの館」
第三話「崖の教祖」
第四話「毒の晩餐会」
第五話「死ぬ時はひとり」
第六話「割れたガラス窓」
第七話「天馬博士の昇天」


【目次】

内容説明

土曜の夜、とある地方都市の一角にあるスナック『えいぷりる』に集う常連客の面々の楽しみといえば、山伏の地蔵坊先生が語る、自らが体験した様々な事件の謎解き。地蔵坊先生お気に入りのカクテル『さすらい人の夢』の二杯目が空く頃、物語はゆっくりと始まる。ローカル線の犯人消失、崖に住む新興宗教家の死など、放浪中の地蔵坊が解き明かした七つの殺人譚を、新たな装いで贈る。

著者等紹介

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年大阪府生まれ。同志社大学卒。89年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞、17年『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞、18年〈火村英生シリーズ〉で第3回吉川英治文庫賞。22年第26回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

58
(2025-161)有栖川さんのデビュー35周年を記念したトリビュート作品で知った山伏地蔵坊、オリジナルを読んでみたくなりました。土曜の夜、とあるスナック「えいぷりる」に集う常連客。彼らの楽しみは、山伏の地蔵坊が語る七つの事件の謎解き。地蔵坊はお気に入りのカクテル「ボヘミアン・ドリーム」を空けながら、ゆっくりと物語を始める。短編でありながら、ちゃんと問題編と回答編を用意しているところはさすが有栖川さん!というところ。資産家の家で起こった殺人事件「毒の晩餐会」の顛末など、なかなか面白かったです。★★★★2025/10/17

オーウェン

50
週末の土曜日にバーの「えいぷりる」に集まる常連客。 客が楽しみにしているのは山伏の不思議な話を聞くため。 それは殺人事件であり、山伏が探偵となって解いた謎。 全部で7編あるが、コスプレ会場だったり、電車の中だったり。 その中で殺人が起こり、山伏が途中経過までを話す。 そこからバーの客が推理する。 つまりこれは読者への挑戦でもある。 有栖川さんにしては珍しい年配のキャラだが、推理はかなり王道をいっている。 このキャラで続編は可能だと思ったが、それを消すように最後の話で謎にしているのだからないのだろう。2025/09/19

Porco

21
Bar「えいぷりる」に集まる常連客が楽しみにしているのは、土曜の夜に現れる山伏の推理話を聞くことだ。本作の出題者にして探偵役の山伏地蔵坊が、彼が巻き込まれて解いたらしい殺人事件を体験談として出題し、常連客が酒の肴に推理するという体裁で進行する連作短編。多少の古さはあれど、どんでん返しの奇抜さやトリックより物語を重視したりはしない、今になっては懐かしさすら感じる読者が謎解きを楽しめる推理小説。悪くはない、たまにはこういうものも読みたくなる。2025/10/17

ハル

5
作者の初期作品でまだ読んだことがなかったので購入。バーに集う常連相手に、山伏が自分が遭遇した実際の事件だとして色々な事件の謎を語る連作短編ミステリ。オチのバーのマスターのセリフやちょっとした描写にメタいところがあり、最終話で山伏の正体について皆が想像を巡らせた途端に、姿を表さなくなる構成がなんだか1シーズンの謎解きドラマみたいで面白い。語られる謎自体もちょっと推理パズル的なところがあって、山伏の正体の候補として挙げられたものが本当なのかも…と思わされるが、真相は分からないのも楽しい。2025/10/15

Moish

4
「コージー」に分類できるだろう連作ミステリー。地方都市のバー「えいぷりる」に集う面々を前に、山伏探偵(?)が過去の事件を語るというフォーマットに忠実に則っており、安心して読める。謎解きやトリックは、やや月並みか。本来探偵でない職業の主人公が探偵役をする、というミステリーはたくさんある。そのため、職業が無数にあるんだから、設定も無限大、という可能性を感じさせてくれた。2025/10/09

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