創元推理文庫<br> 江神二郎の洞察

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創元推理文庫
江神二郎の洞察

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  • サイズ 文庫判/ページ数 469p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488414078
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

英都大学に入学したばかりの一九八八年四月、ある人とぶつかって落ちた一冊――中井英夫『虚無への供物』――が、僕、有栖川有栖の英都大学推理小説研究会(EMC)への入部のきっかけだった。アリス最初の事件ともいうべき「瑠璃荘事件」、著者デビュー短編「やけた線路の上の死体」、アリスと江神の大晦日の一夜を活写した「除夜を歩く」など、全九編を収録。昭和から平成へという時代の転換期を背景に、アリスの入学からマリアのEMC入部まで、個性的なEMCメンバーたちとの一年を瑞々しく描いたファン必携の短編集、待望の文庫化。

内容説明

英都大学に入学したばかりの一九八八年四月、すれ違いざまにぶつかって落ちた一冊―中井英夫『虚無への供物』。この本と、江神部長との出会いが僕、有栖川有栖の英都大学推理小説研究会(EMC)入部のきっかけだった。アリス最初の事件「瑠璃荘事件」など、昭和から平成へという時代の転換期である一年の出来事を描いた九編を収録。ファン必携の“江神二郎シリーズ”短編集。

著者等紹介

有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年4月26日、大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。89年1月『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。本格ミステリ作家クラブ初代会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

193
学生アリスの一回生時代、1年間の流れのなか、江神先輩や仲間たちとの出会いを描く。ミステリとしての要素を除けば、学生時代特有のなつかしさでいっぱい。昭和が平成に変わる時期、ケータイもスマホもないが、かえって生き生きとした学生群像に見える。完全には解決しない短編が、先の話で解決するなど、全体をひとつの流れとして構成されている(再構成?)楽しみがある。圧巻はやはりラスト。散りばめられたミステリ談義も楽しい。2018/02/18

stobe1904

114
書き下ろしを含めた短編9篇から構成される学生アリスの短編集。時代設定が昭和から平成に変わるタイミングで、当時のことを思い出しつつ読んだ。短編では些細な事件や日常の謎を解くことがメイン。全作通して質は高いが、特に『ハードロック・ラバーズ・オンリー』と『蕩尽に関する一考察』がお気に入り。良作揃いのミステリー短編集を堪能した。 ★★★★☆2017/08/14

yu

110
Kindleにて読了。学生アリスシリーズの短編集。「桜川~」は何気に3回目かな。長編のような派手な殺人事件ではなく、日常の些末な謎から幽霊屋敷、果てはマリアの入部までのいきさつなど、今までの長編を読んでたからこそ楽しめたストーリー展開だった。是非、各長編を順番に読んでからこの作品を読むことをお勧めしたい。2018/04/15

五右衛門

98
読了。久しぶりに会いに来ました。学生アリスシリーズに。相変わらず部長切れきれでした。けれど今回の作品は彼らがこんな風に出会って、こんな風に一年間を過ごしたんやな~って今まで以上に親近感を持ちました。中ほどの山での事件も勿論WAO!となり、マリア登場でまたもやWAO!となりました。短編集でしたがどれも蘊蓄?深堀?が凄くてビックリしました。あとがきで短編集もう一作出そうなので又会いに来ますね。仄々として読後感も良かった。2020/09/24

hnzwd

97
やっと読めた学生アリスシリーズ第一短編集。デビュー短編から、マリアがEMCに入部するまでの一年間が描かれます。夏に起きた大きな事件(月光ゲーム)の直後のエピソードなんかも出てきて、改めて読み直したい!と、思ってしまいましたー。シリーズ完結まで残り長編一冊、短編集一冊とのこと。早く読みたいです。。2017/06/02

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