創元推理文庫<br> 化身

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創元推理文庫
化身

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  • サイズ 文庫判/ページ数 452p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488410117
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

操の元に届けられた差出人不明の、保育園と一枚の絵の写真。次いで見知らぬ少女のポートレイトも届き…。次々届く写真に恐怖を覚え調べていくと、そこでは昔未解決の園児誘拐事件があったらしい。そして被害者の容貌は、幼い頃の操に酷似していた。自分は誘拐された園児なのか?巧妙な誘拐トリックと戸籍制度を巧みに利用し隠された驚愕の真実!第五回鮎川哲也賞受賞作。

著者等紹介

愛川晶[アイカワアキラ]
1957年福島県生まれ。筑波大学卒。94年、『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。「美少女代理探偵」シリーズをはじめ、大仕掛けのトリックを駆使した作品に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

108
デビュー作。送りつけられた写真から自身の出生の謎を調べていく主人公。エピローグがイイ感じで面白かった。2015/02/23

鍵ちゃん

46
操の元に届けられた差出人不明の保育園と一枚の絵の写真。次いで見知らぬ少女のポートレイトも届き。次々届く写真に恐怖を覚え調べていくと、そこには昔未解決の園児誘拐事件があったらしい。そして被害者の容貌は幼い頃の操に酷似していた。自分は誘拐された園児か?最後まで事件に引き込まれ騙された。先輩の坂崎の推理は見事でスッキリした。ただ戸籍制度がややこしく分かりづらかった。2025/01/15

フリスビー

15
20年前に保育園から誘拐された少女の苦悩と愛が美しく描かれていて、ミステリに加えて青春小説とも言える内容でした。戸籍法を使った犯罪はベタですが、ここまで徹底すると圧倒されますね。作品自体も20年前ですが、これがデビュー作とはレベルが高い。文章が丁寧で、登場人物の心の動きが良く伝わってきたのも満足でした。ただ、インド神話はあまり関連づけなくても良かったのではと思います。2013/12/11

gonta19

14
2011/6/11 Amazonより届く。 2012/4/2〜4/3 愛川晶氏のデビュー作。第五回鮎川哲也賞受賞作。 産まれる前に姉を、中学時代に母を、前年に父を亡くし天涯孤独の身になった女子大生の人見操に、差出人不明の保育園とインドの絵画の写真が届く。その後、小さな女の子の写真も届き、不思議に思った操は、大学のクラブの先輩坂崎の助けを借りて調べ始めると、写真の保育園で過去に園児誘拐事件があり、誘拐された園児が自分である可能性がでてくる。果たして自分はどこの誰なのか?出生の秘密に迫る操に驚愕の結末が訪れ2012/04/03

Yukari

11
主人公、人見操の出生の謎に迫るお話。 読み進めていくうちに展開読めてきたなぁ〰️。 でもどのようにしてそんなふうになって行ったかが気になってページを読み進めていくと、違う展開になって行って、えぇ〰️!?ってなったのはなってんけど、どんでん返しやんットまでは行かんかったかなぁ。 それでも今まで読んだことのない作品やったので面白かった。2024/10/04

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