創元推理文庫<br> 仮題・中学殺人事件 (新装新版)

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創元推理文庫
仮題・中学殺人事件 (新装新版)

  • 辻 真先【著】
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  • 東京創元社(2023/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488405199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

犯人は、読者であるきみだ!
時刻表トリック、魅力的なキャラ造形、
そして突飛なアイデア・・・・・・etc.
『たかが殺人じゃないか』で年末ベスト3冠の
レジェンドはミステリデビュー作でも凄かった

「この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです」。冒頭の名フレーズが有名な本書は、牧薩次(ポテト)と可能キリコ(スーパー)の探偵コンビが活躍する記念すべきシリーズ第一作。不可能状況で起こる事件、時刻表トリック、いきいきとしたキャラクター造形など、デビュー作にして辻真先の魅力のすべてが詰まっている。画期的な“読者=犯人”という設定をいかんなく発揮した名作ミステリが、待望の新装版で登場。

内容説明

人気マンガ原作者が佐賀県で殺害された。二人の少女マンガ家に容疑がかけられるが、アリバイがあるという。容疑者二人にインタビューすることになった夕刊サンの記者・可能克郎は、少女マンガに造詣の深い妹のキリコと牧薩次と共に彼女たちを訪ねたが…。名フレーズ「この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです」でミステリ史に燦然と輝く伝説的作品を、新装版で贈る。

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。現在でもTVアニメ『名探偵コナン』の脚本を手掛けるほか、大学教授として後進の指導にあたっている。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞。20年刊行の『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』は、年末ミステリランキング3冠を達成する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

41
ポテト&スーパーシリーズ一作目。昭和47年の作品。「読者=犯人」とはどう言う意味か?、と読んで見ましたが、まあ嘘では無いですかねぇ(笑)。短編集では無いのでしょうが、長編とするなら主人公の違うエピソードが交互に書かれ、少々分かり辛かった様には思います。とは言え言葉遣いや社会的背景の古さは横に置くと、総合的には面白かったです。時刻表トリックの鉄道ミステリでも有りますし、アニメ、マンガと作者らしい。また解説も洒落てます、文体や内容で想像出来ましたが最後までサービス精神は旺盛。薄い本ですが読み応えが有りました。2024/05/31

鐵太郎

25
昭和40年代にこの本が書かれたのは、大人たちが今も言われる決まり文句「いまの若い者は活字に親しもうとしない」への反発からだそうです。中高生向けの面白い本格的なミステリなどがないのに、彼らが読まないことを歎くとは何て無責任な、と。というわけで、「この推理小説の真犯人は(読者である)きみなんです!」という刺激的なプロローグで始まる連作短編の開幕となります。ほほう、時刻表トリックに重ねてあれもこれも詰め込んで、なんと爽快で陰惨で快適なミステリに仕立てたものですね! 面白い!2023/10/13

おうつき

20
ずっと読もうと思っていた一冊。良い具合に気楽に読める内容で結構楽しめてしまった。個々の要素で爪の甘さはあるが、主題である「読者=犯人」という趣向が割と巧くできている。文体や登場人物達のノリ自体も時代を感じつつ雰囲気に浸ることができた。2024/02/22

katsubek

16
本格推理です。という本。まあ、時代背景が古いというのはいたしかたないところ。が、二重三重に張り巡らされたトリックの網はさすがである。今読んでも十分楽しい。2025/04/13

マツユキ

14
主人公は、中学生のキリコ(スーパー)と薩次(ポテト)。人気漫画原作者が殺された事件と、女子トイレの個室で亡くなった同級生の時間に挑みます。それとは別に飛行機事故の遺族たちの物語もあり、犯人は読者ってどう言う事?と思っていたら…。後味悪が悪いままで終わらなかったのが良かったです。容姿とか、勉強とか、才能とかの優劣がはっきりでていて、そんな中で恋愛があり、美しくはないけれど、強く印象に残りました。シリーズ化されているので、続きも読みたい。2024/06/18

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