創元推理文庫<br> 奇術探偵 曾我佳城全集〈上〉

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創元推理文庫
奇術探偵 曾我佳城全集〈上〉

  • 泡坂 妻夫【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 東京創元社(2020/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488402242
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

若くして引退した、美貌の奇術師・曾我佳城。普段は物静かな彼女だが、不可思議な事件に遭遇する度に、奇術の種明かしをするかのごとく、鮮やかに謎を解く名探偵でもあった。殺人事件の被害者が死の間際、天井に貼りつけたトランプの意味を解き明かす「天井のとらんぷ」。少女歌劇団に附属する音楽学校の寮で起きた、集団食中毒事件の真相を暴く「白いハンカチーフ」。弾丸を受け止める奇術中、本物の銃が使用された事件の謎を追う「消える銃弾」など、珠玉の11編を収録する。

内容説明

若くして引退した、美貌の奇術師・曾我佳城。普段は物静かな彼女は、不可思議な事件に遭遇した途端、奇術の種明かしをするかのごとく、鮮やかに謎を解く名探偵となる。殺人事件の被害者が死の間際、天井にトランプを貼りつけた理由を解き明かす「天井のとらんぷ」。本物の銃を使用する奇術中、弾丸が掏り替えられた事件の謎を追う「消える銃弾」など、珠玉の11編を収録する。

著者等紹介

泡坂妻夫[アワサカツマオ]
1933年東京生まれ。75年「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作となりデビュー。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞、82年『喜劇悲奇劇』で第9回角川小説賞、88年『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞、90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。奇術界でも著名で、69年に石田天海賞を受賞。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

50
若くして引退した美貌の奇術師、曾我佳城が事件に遭遇し、事件を解決する11の短編集。そのほとんどが奇術絡みの事件で色んなパターンがあって、まるでマジックの舞台を見ているようで楽しかった。佳城さんは周りの人たち(奇術師や愛好家)にもてはやされるので存在感はあるのにキャラが薄くてあまり印象に残らない。主人公で探偵役ならもっと目立ってもいいのに…賢くて淑やかな人だ。2020/09/17

nemuro

48
『どくとるマンボウ航海記』に続く“しりとり読書”の61冊目。3週間余りゆっくりと堪能。『小説現代』(1980年5月号~1984年12月号)に掲載の11編を収録。帯に「『このミステリーがすごい!2001年版』(宝島社)国内篇 第1位」とあるが、本書は「2020年1月24日 初版」。どうやら2000年、講談社からの単行本のことであるらしい。美貌の奇術師・曾我佳城は種明かしをするかのごとく鮮やかに謎を解く。まるで奇術界でも著名だった著者を思わせる。「あとがき」も「解説」も下巻に記載。では下巻読了後に読もうかと。2021/11/27

ALATA

39
ずっと探していてやっと手に入れた2001このミス第1位。美貌の奇術師、華麗な推理で事件を紐解く名探偵、曾我佳城の連作短編集。小林少年を彷彿させるキャラクター匡一が初登場する「消える銃弾」、カードにまつわる蘊蓄がさく裂する「天井のトランプ」、某音楽学校を舞台に設定したような「白いハンカチーフ」が好み。「穴が動く」「天使の左手」など小さい頃のドキドキする感じが思い出された。★4※「佳城様は技芸天だ。天女に年齢があると思うか」串目少年が憧れて弟子入りする姿が初々しい。・・次巻へ。2021/10/09

tonnura007

32
奇術師として舞台にたったのはわずかな期間、そして突然引退した曾我佳城。彼女のもう一つの姿は、不思議な事件を鮮やかに解明してしまう名探偵である。 全ての作品に佳城が登場するが、前面に出て事件を解決するものと、ほんの脇役として少し姿を現すものがある。奇術絡みのトリックが多く、著者の十八番と言える。個人的には「石になった人形」が大胆で驚いた。 収録作品は約40年前に執筆されたものばかりだが、古い感じはなく、寧ろ斬新さを感じた。著者自身のマジックショーを楽しんだように思える。2024/08/16

タカギ

30
伝説の奇術師・曾我佳城が探偵役の上巻。短編が11編収録されている。5話目あたりまでは、様々な奇術が出てくるのは勿論、話の形式の多彩さにも驚く。7話目の「消えた銃弾」で繰り返し出てくる登場人物は出揃った感じ。8話目の「カップと玉」は暗号ものだけど、その暗号、難しすぎ~。11話目の「剣の華」は犯人に同情した。この物語の一番の魅力は曾我佳城その人で、美人だし、有名人なのに気さくだし上品だし、パーフェクト。彼女の顔貌を指して何度か使われる〈中高〉というのは、鼻筋の通った顔立ちのことですって。2021/01/10

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